羯とは、匈奴の一種族/去勢した羊などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、羊部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 羯 | |
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読み | 音読み | カツ ケツ ケチ |
訓読み | えびす | |
部首 | 羊部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 羊部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『羯』の字には少なくとも、羯・ 羯・ 羯・ 羯の4種の読み方が存在する。
意味
匈奴の一種族/去勢した羊
熟語
羯磨【かつま】
[梵]karman、[パーリー語]kamma
[仏]受戒(ジュカイ)の儀式・作法。「こんま(羯磨)」とも呼ぶ。
参考かるまん(カルマン)
梵語の「カルマン(karman)」の音写で、作法・儀式・行為・所作・業(ゴウ)の意味。
羯磨【こんま】
[梵]karman
[仏]かつま(羯磨)。
白羯磨【びゃくかつま】
[仏]受戒(ジュカイ)の儀式で、受戒者がこれまでの自分の心身の経歴を書いた告白文を読み上げること。かつま(羯磨)。
。
矜羯羅/金伽羅【こんがら】
[梵]Kimkara
[仏]不動明王の二大童子・八大童子の第七。制多迦(セイタカ)とともに不動明王の脇侍(ワキジ)で明王の左側に立つ。行者に給仕・奉仕するために現れる慈悲(ジヒ)の化身(ケシン)で、恭敬小心の者とされる。
矜羯羅童子/金伽羅童子【こんがらどうじ】
[仏]こんがら(矜羯羅、金伽羅)
。
文字コード
「羯」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7FAF |
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JISX0213 | 1-70-27 |
戸籍統一文字番号 2 | 318780 |
住基ネット統一文字 | J+7FAF |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7679 |
新大字典4 | 講談社 | 12749 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9318 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 28537 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8997 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「羯」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「羯」についての総括
- 羯の画数 :15画
- 羯の部首 : 羊
- 羯の読み方:ケツ・ケチ・カツ・えびす
- 羯の意味 :匈奴の一種族/去勢した羊
以上で「羯」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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