羹とは、あつもの/肉と野菜を入れて煮た吸い物などの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、羊部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 羹 | |
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読み | 音読み | カン コウ ロウ キョウ |
訓読み | あつもの | |
部首 | 羊部 | |
画数 | 総画数 | 19画 |
部首内画数 | 羊部13画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『羹』の字には少なくとも、羹・ 羹・ 羹・ 羹・ 羹の5種の読み方が存在する。
意味
あつもの/肉と野菜を入れて煮た吸い物
熟語
四字熟語
「羹」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
蓴羹鱸膾 |
羹/羮【あつもの】
[料]野菜・魚肉などを入れて炊(タ)いた、熱い吸い物。脂(アブラ)が浮いた濃厚なスープ。
「羹湯(コウトウ)」とも呼ぶ。
かるかん/軽羹【かるかん】
[食]蒸し菓子の一種。鹿児島県の銘菓。
ヤマノイモ(山芋)をすりおろし、シン粉(*)やソバ粉、砂糖と練り合せて蒸したもの。
羹湯【こうとう】
[料]あつもの(羹、羮)
。
ようかん/羊羹【ようかん】
[食]高級品は砂糖が多く使われ、端に砂糖が噴出して白くなっている。でっちようかん(丁稚羊羹)。
製造会社:とらや(とらや、虎屋)、よねや(米屋)
。
丁稚羊羹【でっちようかん】
[食]蒸し羊羹の別称。
京都では特に、竹の皮に包まれたもの。
練り羊羹は高価で、蒸し羊羹なら丁稚の安給金でも購入できたので、里帰りの土産(ミヤゲ)としたことから。
文字コード
「羹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7FB9 |
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JISX0213 | 1-70-29 |
戸籍統一文字番号 2 | 319260 |
住基ネット統一文字 | J+7FB9 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 7685 |
新大字典4 | 講談社 | 12762 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9323 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 28584 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 9004 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「羹」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「羹」についての総括
- 羹の画数 :19画
- 羹の部首 : 羊
- 羹の読み方:ロウ・コウ・キョウ・カン・あつもの
- 羹の意味 :あつもの/肉と野菜を入れて煮た吸い物
以上で「羹」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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