「耆」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

耆とは、たしなむ／いたる／いたす／おさ／老人／年寄り／六十歳／おいるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、老部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「耆」
字体		耆
読み	音読み	キギシジ
読み	訓読み	お(いる) おさたしな(む) としよ(り)
部首		老部
画数	総画数	10画
画数	部首内画数	老部4画
JIS漢字水準		JIS第2水準
漢字検定		漢検1級

書き方・読み方
- 書き方
- 読み方
意味
熟語
文字コード
検字番号
まとめ

書き方・読み方

書き方

読み方

『耆』の字には少なくとも、耆ジ・耆シ・耆ギ・耆キ・耆りとしより・耆むたしなむ・耆おさ・耆いるおいるの8種の読み方が存在する。

意味

たしなむ／いたる／いたす／おさ／老人／年寄り／六十歳／おいる

熟語

耆婆【ぎば】

[梵]JivakaKomarabhacca(ジーバカ・コーマーラバッチャ)、[中国語]Qipo(耆婆)

[人]古代インド、マガダ国の首都王舎城(オウシャジョウ)に住んでいた小児科の名医。
頻婆娑羅王(ビンバシャラオウ)(ビンビサーラ王)(KingBimbisara)の王子(母は娼婦)とも、アバヤ王子(PrinceAbhaya)と娼婦の間の子ともいう。
古代都市タキシラ(Taxila)でピンガラ(Pingala)から医学を学ぶ。

和耆羅【わきら】

[仏]ばさら(伐折羅、跋折羅、跛折羅、伐闍羅)
。

焉耆鎮【えんきちん】

[中国語]YanqiZhen

カラシャール(KaraShahr)の中国名。
からしゃーる(カラシャール、哈拉沙爾)
。

伯耆【ほうき】

[Romaji]Hoki

[歴]旧国名。山陰道八ヶ国の一国。現在の鳥取県の西部。

耆闍崛山【ぎしゃくせん】

[パーリ語]ギジャクータ(Grdhra-kuta)(鷲<ワシ>の峰)の音写。

[仏]りょうじゅせん(霊鷲山)
。

文字コード

「耆」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「耆」の文字コード一覧
Unicode ¹	U+8006
JISX0213	1-70-45
戸籍統一文字番号 ²	322300
住基ネット統一文字	J+8006

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「耆」の検字番号一覧
書籍	出版社	検字番号
角川大字源³	角川書店	7745
新大字典⁴	講談社	12860
新潮日本語漢字辞典⁵	新潮社	9395
大漢和辞典⁶ ⁷	大修館書店	28849
大漢語林⁸	大修館書店	9061