芭とは、芭蕉/バショウ科の多年草などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、艸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 芭 | |
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読み | 音読み | バ ハ ヘ |
訓読み | ||
部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 7画 |
部首内画数 | 艸部4画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『芭』の字には少なくとも、芭・ 芭・ 芭の3種の読み方が存在する。
意味
芭蕉/バショウ科の多年草
熟語
実芭蕉【みばしょう】
[植]ばなな(バナナ、甘蕉)
。
芭蕉布【ばしょうふ】
[服]イトバショウ(糸芭蕉)の茎の繊維から採った糸で織った平織りの布。
淡茶無地または濃茶絣(コイチャガスリ)で、張りがあって肌につかないので、夏の単衣(ヒトエ)・座蒲団地・蚊帳(カヤ)・ふすま張地などに用いられる。
沖縄および奄美大島の特産。
芭蕉庵【ばしょうあん】
東京都江東区(コウトウク)常盤(トキワ)1丁目、万年橋の北詰めにあった松尾芭蕉の草庵。
幕府御用の魚問屋杉山杉風(スギヤマ・サンプウ)の別荘を贈られたもの。1680年(延宝8年)から住み、1682(天和2)類焼、翌年再興され、1694(元禄7)まで住した。
バショウ/芭蕉【ばしょう】
[魚]バショウカジキ(芭蕉梶木)の略称。
ばしょうかじき(バショウカジキ、芭蕉梶木)
。
バショウ/芭蕉【ばしょう】
[学名]Musabasjoo、[英語]Japanesebanana/Japanesefiberbanana
[植]ショウガ目(Zingiberales)バショウ科(Musaceae)バショウ属(Musa)の大形多年草。中国原産。糸芭蕉(イトバショウ):りゅうきゅういとばしょう(リュウキュウイトバショウ、琉球糸芭蕉)実芭蕉(ミバショウ):ばなな(バナナ、甘蕉)
。
文字コード
「芭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+82AD |
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JISX0213 | 1-39-46 |
戸籍統一文字番号 2 | 342830 |
住基ネット統一文字 | J+82AD |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9993 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「芭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 芭の画数 :7画
- 芭の部首 : 艸
- 芭の読み方:ヘ・バ・ハ
- 芭の意味 :芭蕉/バショウ科の多年草
ウサタロー