葭とは、あしぶえ/あしの葉で作った笛/あし/よし/穂の出ていないあしなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、艸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 葭 | |
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読み | 音読み | カ ケ |
訓読み | あし あしぶえ よし |
|
部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 12画 |
部首内画数 | 艸部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『葭』の字には少なくとも、葭・ 葭・ 葭・ 葭・ 葭の5種の読み方が存在する。
意味
あしぶえ/あしの葉で作った笛/あし/よし/穂の出ていないあし
熟語
葭窓【よしまど】
[建]下地窓の別称。
したじまど(下地窓、助枝窓)
。
葦戸/葭戸【よしど】
[Romaji]yoshido
[建]葦簀(ヨシズ)を障子(ショウジ)の枠中にはめ込んだ戸。夏に日除(ヒヨ)けや通風をよくするため、襖(フスマ)・障子などを外して代りに用いる。
「すど(簾戸、簀戸)」、「葭障子(?ショウジ)」とも呼ぶ。
ヨシ/葦/蘆/葭【よし】
[英語]reed(リード)
[植]アシ(葦、蘆、葭)の忌(イ)み言葉。あし(アシ、葦、蘆、葭)
。
葦簾/葭簾【よしすだれ】
よしず(葦簀、葭簀、葦簾)
。
葦簀/葭簀/葦簾【よしず】
アシ(葦、ヨシとも)の茎(クキ)を糸で編み列ねた簀(ス)。
窓などに垂(タ)らしたり、戸口に立て掛けたりして、日除(ヒヨ)けや目隠しに用いる。
「よしすだれ(葦簾、葭簾)」とも呼ぶ。
文字コード
「葭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+846D |
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JISX0213 | 1-72-51 |
戸籍統一文字番号 2 | 352580 |
住基ネット統一文字 | J+846D |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10458 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「葭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「葭」についての総括
- 葭の画数 :12画
- 葭の部首 : 艸
- 葭の読み方:ケ・カ・よし・あしぶえ・あし
- 葭の意味 :あしぶえ/あしの葉で作った笛/あし/よし/穂の出ていないあし
以上で「葭」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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