蓆とは、むしろ/敷き物などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、艸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 蓆 | |
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読み | 音読み | セキ ジャク |
訓読み | むしろ | |
部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 艸部10画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『蓆』の字には少なくとも、蓆・ 蓆・ 蓆の3種の読み方が存在する。
意味
むしろ/敷き物
熟語
キジムシロ/雉蓆【きじむしろ】
[学名]Potentillafragarioides、[英語]tormentil/cinquefoil(シンクフォイル)
[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)キジムシロ属(Potentilla)の多年草。北海道~九州・東アジアの日当たりのよい山野の草地や路傍に自生。
高さ10~20センチメートル。
ムシロ/筵/莚/蓆/席【むしろ】
ワラ(藁)などで編んだ敷物の総称。
。
むしろ旗/筵旗/蓆旗【むしろばた】
ムシロに竹竿をつけて旗としたもの。
中世・近世、百姓一揆(農民一揆)などで用いられた。
一向一揆の旗:進まば往生極楽(オウジョウゴクラク)、退(シリゾ)かば無間地獄(ムゲンジゴク)(進者往生極楽/退者無間地獄)。
筵天井/蓆天井【むしろてんじょう】
[Romaji]mushirotenjo
[建]ムシロを張った天井。ガマ(蒲)・マコモ(真菰)・トウ(藤)などの編んだものが用いられる。
茶室の落天井(オチテンジョウ)に多く用いられる。
筵張天井/蓆張天井【むしろばりてんじょう】
[Romaji]mushirobaritenjo/mushiro-baritenjo
[建]むしろてんじょう(筵天井、蓆天井)。
文字コード
「蓆」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+84C6 |
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JISX0213 | 1-72-78 |
戸籍統一文字番号 2 | 355560 |
住基ネット統一文字 | J+84C6 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10652 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「蓆」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「蓆」についての総括
- 蓆の画数 :13画
- 蓆の部首 : 艸
- 蓆の読み方:セキ・ジャク・むしろ
- 蓆の意味 :むしろ/敷き物
以上で「蓆」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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