蛉とは、螟蛉(めいれい)/あおむしのこと/蜻蛉(せいれい)/とんぼのことなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、虫部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 蛉 | |
---|---|---|
読み | 音読み | レイ リョウ |
訓読み | ||
部首 | 虫部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 虫部5画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『蛉』の字には少なくとも、蛉・ 蛉の2種の読み方が存在する。
意味
螟蛉(めいれい)/あおむしのこと/蜻蛉(せいれい)/とんぼのこと
熟語
四字熟語
「蛉」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
極楽蜻蛉 |
蜻蛉【とんぼ】
とんぼ(トンボ、蜻蛉)
蜻蛉持ちの略称。
とんぼほち(蜻蛉持ち)
。
蜻蛉持ち【とんぼほち】
物を三人で運ぶ担(カツ)ぎ方。
棒の前端に横木をつけ、その両端を左右二人で担ぎ、後端を一人で担ぐもの。
単に「蜻蛉」とも呼ぶ。
トンボ/蜻蛉【とんぼ】
[虫]トンボ目(蜻蛉類)に属する昆虫の総称。
古くは「かげろう(蜻蛉)」とも呼んだ。
高知県中村市に休耕田を利用した市立トンボ自然公園がある。
蜻蛉【かげろう】
[古][虫]トンボの古名。
とんぼ(トンボ、蜻蛉)
。
カトンボ/蚊蜻蛉【かとんぼ】
[虫]ガガンボ(大蚊)の別称。
ががんぼ(ガガンボ、大蚊)
[虫]イトトンボ(糸蜻蛉)の別称。
[俗]やせて背の高い人や、か弱い人をあざけって呼ぶ言葉。
文字コード
「蛉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+86C9 |
---|---|
JISX0213 | 1-73-57 |
戸籍統一文字番号 2 | 374910 |
住基ネット統一文字 | J+86C9 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 8756 |
新大字典4 | 講談社 | 14649 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 11225 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 32969 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 10037 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「蛉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「蛉」についての総括
- 蛉の画数 :11画
- 蛉の部首 : 虫
- 蛉の読み方:レイ・リョウ
- 蛉の意味 :螟蛉(めいれい)/あおむしのこと/蜻蛉(せいれい)/とんぼのこと
以上で「蛉」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。