「蠅」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

蠅とは、はえ／昆虫のはえなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、虫部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『蠅』の字には少なくとも、蠅ヨウ・ 蠅はえの2種の読み方が存在する。

意味

はえ／昆虫のはえ

熟語

四字熟語

「蠅」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

五月蠅／狭蠅【さばえ】

夏の初めにうるさく群がり飛ぶハエ(蠅、蝿)。陰暦五月ころの群がり騒ぐハエ。
「五月蠅い」は「うるさい」と読む。

蠅帳【はいちょう】

[食]金網(カナアミ)または紗(シャ)を張った戸棚。
料理が蒸(ム)れないように風通しをよくし、また蠅などが入るのを防ぐもの。
「はえちょう(蠅帳)」、「蠅除(ヨ)け」とも呼ぶ。

ノミバエ／蚤蠅【のみばえ】

[虫]ハエ目(Diptera)ノミバエ科(Phoridae)の昆虫。
小形のハエで、アリ(蟻)に寄生する。
アリに卵を産み付け、卵からかえった幼虫がアリの頭部を中から食いつくすという。

クロバエ／黒蠅【くろばえ】

[虫]ハエ目(双翅目)(Diptera)クロバエ科(Calliphoridae)のハエの一群の総称。
ケブカクロバエ・オオクロバエ・エゾクロバエなど。
動物の糞や死骸をエサとする。

文字コード

「蠅」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「蠅」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。