蠡とは、にな/巻貝の一種/ひさご/ひょうたんなどの意味をもつ漢字。21画の画数をもち、虫部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 蠡 | |
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読み | 音読み | レイ リ ライ ラ |
訓読み | にな ひさご ほらがい |
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部首 | 虫部 | |
画数 | 総画数 | 21画 |
部首内画数 | 虫部15画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『蠡』の字には少なくとも、蠡・ 蠡・ 蠡・ 蠡・ 蠡・ 蠡・ 蠡の7種の読み方が存在する。
意味
にな/巻貝の一種/ひさご/ひょうたん
熟語
范蠡【はんれい】
[中国語]FanLi
[人]中国の春秋時代の越王勾践(Goujian)(コウセン)の功臣。がしんしょうたん(臥薪嘗胆)、せいし(西施)、てんこうせんをむなしうすることなかれときにはんれいなきにしもあらず(天勾践を空しうすること莫れ、時に范蠡無きにしも非ず、天莫空勾践、時非無范蠡)。。
天勾践を空しうすること莫れ、時に范蠡無きにしも非ず/天莫空勾践、時非無范蠡【てんこうせんをむなしうすることなかれ】
[歴]『太平記』にある、児島高徳(タカノリ)が桜の樹に書いて後醍醐天皇を救う忠臣がいることを伝えたという言葉。
中国の春秋時代に、呉王夫差(フサ)と戦って敗れた越王勾践(コウセン)を功臣范蠡が助けた故事に倣(ナラ)ったもの。1331年(元弘元年)元弘の変の翌1332(元弘2.3.)隠岐(オキ)の島に配流される途中、美作(ミマサカ)の院庄に宿泊した際に伝えた。
文字コード
「蠡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8821 |
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JISX0213 | 1-74-34 |
戸籍統一文字番号 2 | 384430 |
住基ネット統一文字 | J+8821 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 8951 |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 11469 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 33796 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 10264 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「蠡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「蠡」についての総括
- 蠡の画数 :21画
- 蠡の部首 : 虫
- 蠡の読み方:レイ・リ・ライ・ラ・ほらがい・ひさご・にな
- 蠡の意味 :にな/巻貝の一種/ひさご/ひょうたん
以上で「蠡」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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