「裡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

裡とは、うち／なか／うちがわ／うら／うらがわなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、衣部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『裡』の字には少なくとも、裡リ・ 裡うら・ 裡うちの3種の読み方が存在する。

意味

うち／なか／うちがわ／うら／うらがわ

熟語

裏／裡【り】

[中国語]li

衣服の内側。
うち(内)・内側・内面。
胸裏(キョウリ)、脳裏(ノウリ)、心裏(シンリ)、禁裏(キンリ)、内裏(ダイリ)、獄裏(ゴクリ)、泥裏(デイリ)、忙裏(ボウリ)
[接尾辞]「……の状態・状況・条件」を表す語形成要素。

庫裏／庫裡【くり】

[仏]七堂伽藍(ガラン)の一つ。寺の台所。庫院。

イリ市／裡里市【いりし】

[朝鮮語]Iri-si

囲炉裏／囲炉裡／居炉裏【いろり】

天井(テンジョウ)から自在鉤(ジザイカギ)を吊(ツ)り下(サ)げたり、格子棚(コウシダナ)を設けて食品の乾燥などにも利用する。
「地炉(ジロ、チロ)」、「炭櫃(スビツ)」とも呼ぶ。
火窪：ほくぼ(火窪)炉縁：ろぶち(炉縁)土壇：どだん(土壇)炭櫃：すびつ(炭櫃)地炉：じろ(地炉)自在鉤：じざいかぎ(自在鉤)座席：参照よこざ(横座)、たてざ(竪座)、きじり(木尻)
。

文字コード

「裡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「裡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。