「褌」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ふんどし/下帯/ したばかまなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、衣部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「褌」
字体
読み 音読み コン
訓読み したばかま
ふんどし
みつ
部首 衣部
画数 総画数 14画
部首内画数 衣部9画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

褌_書き方
褌の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、コンみつふんどししたばかまの4種の読み方が存在する。

意味

ふんどし/下帯/ したばかま

熟語

四字熟語

「褌」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「褌」が入る四字熟語
緊褌一番きんこんいちばん

褌/犢鼻褌【ふんどし】

[Romaji]fundoshi、[英語]loincloth

[服]男性用の、股や陰部を直接おおい隠す細長い布。
「下帯(シタオビ)」、「下袴(シタバカマ)」とも呼ぶ。ろくしゃくふんどし(六尺褌)、えっちゅうふんどし(越中褌)、さいじ(さいじ)。

肌袴/褌【はだばかま】

[Romaji]hadabakama/hada-bakama

[服]したばかま(下袴)

褌担ぎ【ふんどしかつぎ】

[俗][運]相撲取(ウモウト)りで最下位の者。
巡業などのとき、バウムクーヘンのように平らなロール状に巻いた関取(セキトリ)のふんどし(まわし)を肩に担いで運ぶ役であったことから。
「取的(とりてき)」とも呼ぶ。

六尺褌【ろくしゃくふんどし】

[服]晒木綿(サラシモメン)六尺を用いて作った男性用の下帯(シタオビ)。
単に「六尺」とも呼ぶ。ふんどし(褌、犢鼻褌)、えっちゅうふんどし(越中褌)。

越中褌【えっちゅうふんどし】

[Romaji]Etchufundoshi

[服]長さ三尺(1メートル)ほどの小幅(コハバ)の布の端(ハシ)に紐(ヒモ)を付けた、T字型のふんどし。多くは白木綿製。
単に「越中」とも呼ぶ。

文字コード

「褌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「褌」の文字コード一覧
Unicode 1 U+890C
JISX0213 1-74-78
戸籍統一文字番号 2 391290
住基ネット統一文字 J+890C

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「褌」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 9098
新大字典4 講談社 15311
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11650
大漢和辞典6 7 大修館書店 34428
大漢語林8 大修館書店 10432

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「褌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「褌」についての総括
  1. 褌の画数 :14画
  2. 褌の部首 : 衣
  3. 褌の読み方:コン・みつ・ふんどし・したばかま
  4. 褌の意味 :ふんどし/下帯/ したばかま
以上で「褌」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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