「訶」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、せめる/とがめる/非難する/しかる/怒鳴りつけるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、言部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「訶」
字体
読み 音読み
訓読み しか()
(める)
部首 言部
画数 総画数 12画
部首内画数 言部5画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

訶_書き方
訶の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、訶めるせめる訶るしかるの3種の読み方が存在する。

意味

せめる/とがめる/非難する/しかる/怒鳴りつける

熟語

訶陵【かりょう】

[中国語]Heling

[歴]インドネシアのシャイレンドラ朝の中国名。
しゃいれんどらちょう(シャイレンドラ朝)

阿羅訶【あらか】

[仏]あらかん(阿羅漢)

訶梨勒【かりろく】

[植]かりろく(カリロク、訶梨勒)
[建]座敷の柱飾り。
カリロクの果実を模造して象牙・銅・石などで卵形に造り、白緞子(ドンス)・白綾(アヤ)などの美しい袋に入れて緋色の緒(オ)などの組紐(クミヒモ)で吊るすもの。
室町時代にカリロクの果実の薬効にあやかり、邪気除(ジャキヨ)けとして始まった。

訶梨帝母【かりていも】

[梵]Hariti(青色)

[仏]鬼子母神(キシモジン)。
きしもじん(鬼子母神)

訶梨帝/呵利底【かりてい】

[梵]Hariti(青色)

[仏]鬼子母神(キシモジン)。
きしもじん(鬼子母神)

文字コード

「訶」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「訶」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8A36
JISX0213 1-75-37
戸籍統一文字番号 2 401170
住基ネット統一文字 J+8A36

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「訶」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 9280
新大字典4 講談社 15665
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11880
大漢和辞典6 7 大修館書店 35328
大漢語林8 大修館書店 10630

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「訶」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「訶」についての総括
  1. 訶の画数 :12画
  2. 訶の部首 : 言
  3. 訶の読み方:カ・せめる・しかる
  4. 訶の意味 :せめる/とがめる/非難する/しかる/怒鳴りつける
以上で「訶」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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