論とは、意見/あげつらう/議論する/正しい筋道をとくなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、言部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 論 | |
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読み | 音読み | ロン 《外》リン |
訓読み | 《外》あげつら(う) 《外》と(く) |
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部首 | 言部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 言部8画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『論』の字には少なくとも、論・ 論・ 論く・ 論うの4種の読み方が存在する。
意味
意見/あげつらう/議論する/正しい筋道をとく
熟語
四字熟語
「論」の漢字を語中にもつ四字熟語7種を表にまとめる。
議論百出 | 高論卓説 | 三段論法 |
談論風発 | 名論卓説 | 論功行賞 |
論旨明快 |
論語【ろんご】
孔子(コウシ)とその弟子たちとの問答や言行を集録した書。
応神天皇の16年に王仁(ワニ)が来朝し、『論語』10巻と『千字文』1巻を献上する。
。
論座【ろんざ】
[歴][通]朝日新聞社が刊行した月刊誌。2008年(平成20年)9月号で休刊。
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身論【しんろん】
[仏]説一切有部(ウブ)の教学の基本となる『発智論(ホッチロン)』のこと。ほっちろん(発智論)。
。
正論【せいろん】
道理にかなった正しい議論・主張。
[通]産経新聞社の社説欄名。1973年(昭和48年)新設。
足論【そくろん】
[仏]説一切有部(ウブ)の『発智論(ホッチロン)』など六種の論書(ロンジョ)。紀元前1世紀ころまでに完成。
。
文字コード
「論」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8AD6 |
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JISX0213 | 1-47-32 |
戸籍統一文字番号 2 | 404690 |
住基ネット統一文字 | J+8AD6 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 9400 |
新大字典4 | 講談社 | 15837 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 12010 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 35658 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 10773 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「論」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「論」についての総括
- 論の画数 :15画
- 論の部首 : 言
- 論の読み方:ロン・リン・とく・あげつらう
- 論の意味 :意見/あげつらう/議論する/正しい筋道をとく
以上で「論」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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