「貰」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、もらう/ゆるす/かりる/かす/つけで売り買いするなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、貝部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「貰」
字体
読み 音読み セイ
シャ
訓読み (りる)
もら()
ゆる()
部首 貝部
画数 総画数 12画
部首内画数 貝部5画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

貰_書き方
貰の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、セイシャ貰すゆるす貰うもらう貰りるかりるの5種の読み方が存在する。

意味

もらう/ゆるす/かりる/かす/つけで売り買いする

熟語

貰い【もらい】

他人からもらうこと。また、もらう金や品物。
あわてる乞食は貰いが少ない。

茶貰い【ちゃもらい】

(東北地方で)後妻または継母(ママハハ)を指す方言。

物貰い【ものもらい】

他人から金品を乞い貰って生活すること。また、その人。
「乞食(コジキ)」とも呼ぶ。

貰い引き【もらいびき】

他の客の相手をしている芸妓・遊女を中途で自分の座敷に呼びとること。
「貰い引(ヒ)き」、「貰い」とも呼ぶ。
江戸吉原で指名した遊女に馴染みが来た時、その遊女を譲ることが定めであって、いい馴染みであれば座敷さえ明け渡さなければならなかった。

貰い引き【もらいひき】

もらいびき(貰い引き)

文字コード

「貰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「貰」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8CB0
JISX0213 1-44-67
戸籍統一文字番号 2 416250
住基ネット統一文字 J+8CB0

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「貰」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 9641
新大字典4 講談社 16280
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12257
大漢和辞典6 7 大修館書店 36699
大漢語林8 大修館書店 11004

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「貰」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「貰」についての総括
  1. 貰の画数 :12画
  2. 貰の部首 : 貝
  3. 貰の読み方:セイ・シャ・ゆるす・もらう・かりる
  4. 貰の意味 :もらう/ゆるす/かりる/かす/つけで売り買いする
以上で「貰」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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