赭とは、はげ山/あか/赤い/あかつちなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、赤部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 赭 | |
---|---|---|
読み | 音読み | シャ |
訓読み | あか あか(い) あかつち |
|
部首 | 赤部 | |
画数 | 総画数 | 16画 |
部首内画数 | 赤部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『赭』の字には少なくとも、赭・ 赭・ 赭い・ 赭の4種の読み方が存在する。
意味
はげ山/あか/赤い/あかつち
- 赭【そほ】
-
- そお(朱、赭)
熟語
赭【そほ】
そお(朱、赭)
。
赭土【しゃど】
[鉱]酸化鉄を含む赤色の粘土。
瓦や陶器の原料になり、古くは赤色の顔料とした。
「赤土(アカツチ)」、「代赭(タイシャ)」とも呼ぶ。
代赭【たいしゃ】
茶をおびた橙色の顔料。粉末状の酸化第二鉄。
本来は中国山西省でとれた赤鉄鉱のことで、のちに赭土(シャド)の一般名称となった。
赤土/赭土【あかつち】
[鉱]赤黒色~赤茶色~赤黄色を帯びる土。
主に火山灰が風化してできた土で、鉄分が多いほど赤みが強い。
壁土やレンガ(煉瓦)の材料になり、きめ細かい良質の粘土は「しゃど(赭土)」と呼び、瓦や陶器に用いる。
辰砂/真赭【しんしゃ】
[英語]cinnabar
[化]天然産の朱(シュ)の原料(水銀の硫化物)。水銀の製造や赤色絵具の主要材料。「しんさ(辰砂)」とも呼ぶ。
文字コード
「赭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8D6D |
---|---|
JISX0213 | 1-76-64 |
戸籍統一文字番号 2 | 419840 |
住基ネット統一文字 | J+8D6D |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 9728 |
新大字典4 | 講談社 | 16424 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 12350 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 37017 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 11095 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「赭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「赭」についての総括
- 赭の画数 :16画
- 赭の部首 : 赤
- 赭の読み方:シャ・あかつち・あかい・あか
- 赭の意味 :はげ山/あか/赤い/あかつち
以上で「赭」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。