趺とは、あぐら/うてな/花の萼/あし/足の甲などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、足部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
| 字体 | 趺 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | フ |
| 訓読み | あぐら あし うてな |
|
| 部首 | 足部 | |
| 画数 | 総画数 | 11画 |
| 部首内画数 | 足部4画 | |
| JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
| 漢字検定 | 漢検1級 | |
書き方・読み方
書き方

読み方
『趺』の字には少なくとも、趺・ 趺・ 趺・ 趺の4種の読み方が存在する。
意味
あぐら/うてな/花の萼/あし/足の甲
熟語
半跏趺坐【はんかふざ】
[仏]結跏(ケッカ)趺坐の略式の坐法(ザホウ)。
片足を他の足の股(モモ)の上に重ねた座り方。台座に坐(ザ)すときは片足を垂らし、その足の上にもう一方の足を乗せる。
善跏趺坐像【ぜんかふざぞう】
[美]仏像彫刻の一形式。
台座に掛け、両足を垂らし、右手を頬のあたりに挙げ、左手は左膝に添え、思惟(考えにふける)する倚坐像(イザゾウ)。
左足を垂らし右足を曲げた倚坐像は「半跏思惟像」と呼ぶ。
半跏趺坐像【はんかふざぞう】
[美]はんかしいぞう(半跏思惟像)
。
文字コード
「趺」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
| Unicode 1 | U+8DBA |
|---|---|
| JISX0213 | 1-76-71 |
| 戸籍統一文字番号 2 | 423640 |
| 住基ネット統一文字 | J+8DBA |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
| 書籍 | 出版社 | 検字番号 |
|---|---|---|
| 角川大字源3 | 角川書店 | 9773 |
| 新大字典4 | 講談社 | 16514 |
| 新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 12388 |
| 大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 37392 |
| 大漢語林8 | 大修館書店 | 11142 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「趺」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「趺」についての総括
- 趺の画数 :11画
- 趺の部首 : 足
- 趺の読み方:フ・うてな・あし・あぐら
- 趺の意味 :あぐら/うてな/花の萼/あし/足の甲
以上で「趺」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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