醐とは、醍醐/牛や羊の乳から精製したバターの類/最上の食物などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、酉部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 醐 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ゴ コ |
訓読み | ||
部首 | 酉部 | |
画数 | 総画数 | 16画 |
部首内画数 | 酉部9画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『醐』の字には少なくとも、醐・ 醐の2種の読み方が存在する。
意味
醍醐/牛や羊の乳から精製したバターの類/最上の食物
熟語
醍醐【だいご】
[Romaji]Daigo
京都府京都市伏見区の地名。
醍醐山・醍醐寺がある。だいごさん(醍醐山)、だいごじ(醍醐寺)。
醍醐【だいご】
[梵]manda(真髄)
[食]乳を精製して得られる乳酪の一つ。五味の第五で、最高の味とされる。発酵過程の最終段階からチーズと考えられている。
醍醐寺【だいごじ】
京都府京都市伏見区醍醐伽藍町(ダイゴガランチョウ)にある真言宗醍醐派の総本山。山号は深雪山。だいごじさんぽういん(醍醐寺三宝院)。
醍醐味【だいごみ】
[梵]manda(真髄)
[仏]五味(ゴミ)の最上である醍醐の味のような、最上の教え。ごみ(五味)。醍醐のような味。
上醍醐【かみだいご】
だいごじ(醍醐寺)
。
文字コード
「醐」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9190 |
---|---|
JISX0213 | 1-24-79 |
戸籍統一文字番号 2 | 453210 |
住基ネット統一文字 | J+9190 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 10439 |
新大字典4 | 講談社 | 17582 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 13120 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 39930 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 11838 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「醐」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「醐」についての総括
- 醐の画数 :16画
- 醐の部首 : 酉
- 醐の読み方:ゴ・コ
- 醐の意味 :醍醐/牛や羊の乳から精製したバターの類/最上の食物
以上で「醐」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。