「釘」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

釘とは、くぎなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、金部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『釘』の字には少なくとも、釘レイ・釘リョウ・釘テイ・釘チョウ・釘くぎの5種の読み方が存在する。

くぎ

釘【くぎ】: [建]金属・木・竹などの細長い軸の一端を尖(トガ)らせたもの。
英語で「ネイル(nail)」、「ネール」とも呼ぶ。かくしくぎ(隠し釘)、くぎかくし(釘隠し)、くぎぬき(釘抜き)。

和釘(角釘)：わくぎ(和釘)洋釘(丸釘)：ようくぎ(洋釘)屋根瓦用：参照かわらくぎ(瓦釘)木造船用：参照ふなくぎ(舟釘、船釘)レール用：参照いぬくぎ(犬釘)締め釘(締釘)：りべっと(リベット)職人：参照くぎかじ(釘鍛冶)

大工は数十本を口に含み、釘を打ちながら一方で舌を動かして釘の頭を外に出し、次から次へと釘を打ち込んでいく。釘を口に含むのは効率のためだが、一説に釘を速く錆(サ)びさせて抜けにくくする(喰い付きをよくする)ためとも。

子供の遊び：ねっき(ねっき、根っ木)人形(ヒトガタ)と釘：うしのときまいり(丑の時参り)

フランス語：クルー(clou)。

釘状のもの。

釘を刺す

パチンコ台にたくさん打ち込まれている釘。
玉を弾(ハジ)いて動きを変えたり、逆に導いたりするもの。くぎし(釘師)、やくもの(役物)。

[建]金属・木・竹などの細長い軸の一端を尖(トガ)らせたもの。
英語で「ネイル(nail)」、「ネール」とも呼ぶ。かくしくぎ(隠し釘)、くぎかくし(釘隠し)、くぎぬき(釘抜き)。

[俗]パチンコ台の釘や役物(ヤクモノ)を調整する人。やくもの(役物)。
。

[建]日本で作られた、断面が四角形の角釘。
刃物などと同様に、銑鉄(センテツ)から鍛造したもので、酸化被膜により洋釘に較べて錆(サ)びにくい。
現在は神社仏閣などで使用。

[建]洋釘の別称。
ようくぎ(洋釘)
。

[建]じくかけくぎ(軸掛け釘、軸掛釘)
。

「釘」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。