鈔とは、さつ/紙幣/うつし/うつす/写しとる/かすめとるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、金部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鈔 | |
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読み | 音読み | ショウ ソウ |
訓読み | うつ(し) うつ(す) かす(める) さつ |
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部首 | 金部 | |
画数 | 総画数 | 12画 |
部首内画数 | 金部4画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鈔』の字には少なくとも、鈔・ 鈔・ 鈔・ 鈔める・ 鈔す・ 鈔しの6種の読み方が存在する。
意味
さつ/紙幣/うつし/うつす/写しとる/かすめとる
熟語
交鈔【こうしょう】
[中国語]jiaochao
[歴][経]中国、金・元・明代の紙幣。金では宋代の交子(jiaozi)(コウシ)と呼ばれる手形にならい兌換(ダカン)紙幣として発行。銅銭の不足を補ったが、乱発されて価値下落を招いた。
歎異抄/歎異鈔【たんにしょう】
[仏]鎌倉時代、浄土真宗(一向宗)の開祖親鸞(シンラン)の法語録、一巻十九条。
親鸞の没後、門徒の間に生じてきた異議に対し、師の法語を記して師の教義を伝えようとしたもの。
前半の十条には親鸞の法語をそのまま収録し、後半は異議を列挙し編者の批判が記されている。
文字コード
「鈔」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9214 |
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JISX0213 | 1-78-68 |
戸籍統一文字番号 2 | 456570 |
住基ネット統一文字 | J+9214 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 10508 |
新大字典4 | 講談社 | 17709 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 13215 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 40227 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 11935 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鈔」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「鈔」についての総括
- 鈔の画数 :12画
- 鈔の部首 : 金
- 鈔の読み方:ソウ・ショウ・さつ・かすめる・うつす・うつし
- 鈔の意味 :さつ/紙幣/うつし/うつす/写しとる/かすめとる
以上で「鈔」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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