鋏とは、刀のつか/つるぎ/はさみ/刃で物を挟んで切る道具などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、金部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鋏 | |
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読み | 音読み | キョウ |
訓読み | つか つるぎ はさ(む) はさみ |
|
部首 | 金部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 金部7画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鋏』の字には少なくとも、鋏・ 鋏・ 鋏む・ 鋏・ 鋏の5種の読み方が存在する。
意味
刀のつか/つるぎ/はさみ/刃で物を挟んで切る道具
- 鋏【やとこ】
-
- [工]やっとこ(ヤットコ、鋏)
熟語
鋏【やとこ】
[工]やっとこ(ヤットコ、鋏)
。
和鋏【わばさみ】
にぎりばさみ(握り鋏)
。
鋏/剪刀【はさみ】
[英語]scissors(シザーズ)
金属製の2枚の刃を合せて薄い物をはさみ切る道具。
一般の刃の合せと逆になった左利き用のハサミもある。
「せんとう(剪刀)」とも呼ぶ。
握り鋏【にぎりばさみ】
手の中で握って用いる、U字形になったハサミ。
微妙な力加減が可能で細かな細工に適する。
「糸切り鋏」、「和鋏(ワバサミ)」、「舌切り鋏」とも呼ぶ。
ヤットコ/鋏【やっとこ】
[工]金属の工作物をつまむ、大型の釘抜きに似た鉄製の工具。
針金・板金・熱した鉄などを挟(ハサ)み、ハンマーなどで叩(タタ)いて曲げるなどの加工を行うもの。
「やっとこばさみ(ヤットコ鋏み、鋏鋏み)」、「やとこ(鋏)」、「金箸(カナハシ)」、「プライヤー(pliers)」とも呼ぶ。
文字コード
「鋏」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+92CF |
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JISX0213 | 1-78-87 |
戸籍統一文字番号 2 | 459030 |
住基ネット統一文字 | J+92CF |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 10571 |
新大字典4 | 講談社 | 17834 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 13332 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 40450 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12056 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鋏」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「鋏」についての総括
- 鋏の画数 :15画
- 鋏の部首 : 金
- 鋏の読み方:キョウ・はさみ・はさむ・つるぎ・つか
- 鋏の意味 :刀のつか/つるぎ/はさみ/刃で物を挟んで切る道具
以上で「鋏」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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