「闍」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

闍とは、梵語の音訳字／城門の物見台などの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、門部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『闍』の字には少なくとも、闍ト・闍ツ・闍ジャ・闍シャ・闍まち・闍うてなの6種の読み方が存在する。

梵語の音訳字／城門の物見台

[梵]acarya、[中国語]asheli

[仏]弟子の行為を正し、その師範(シハン)となる高徳の僧。
受戒(ジュカイ)の儀式の場合、和尚(オショウ、カショウ、ワジョウ)の助手として受戒者にいろいろと指図(サシズ)する役目をつとめる。
梵語アーチャリヤ(acarya)(阿闍梨耶)の音写、「軌範師」とも訳し、「先生」の意味。

[梵]yama-raja

[仏]冥府(メイフ)の王・地獄の総帥・十王(ジュウオウ)の第五。
閻魔の庁(チョウ)で地獄に落ちた人間の生前の善悪を審判・懲罰するといわれている。
三人の妃(黒闇天・閻魔天妃・閻魔天后)がいる。

[パーリ語]ギジャクータ(Grdhra-kuta)(鷲<ワシ>の峰)の音写。

[仏]りょうじゅせん(霊鷲山)
。

[梵]Mahaprajapati(マハー・パジャーパテー)

[仏][人]釈迦(シャカ)の生母摩耶夫人(マヤブニン)の妹。仏弟子の孫陀羅難陀(ソンダラナンダ)の母。
出家前は釈迦族ゴータマ姓の女(Gautami;ゴータミー)の意味するキョウ曇弥(キョウドンミ)と呼ばれていた。

[仏]ばさら(伐折羅、跋折羅、跛折羅、伐闍羅)
。

「闍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。