鞴とは、うつぼ/矢をおさめる道具/ふいご/ふいごう/火を起こすために風を送る道具などの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、革部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鞴 | |
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読み | 音読み | ビ ホ フク ブク ヒ ブ |
訓読み | ふいご | |
部首 | 革部 | |
画数 | 総画数 | 19画 |
部首内画数 | 革部10画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鞴』の字には少なくとも、鞴・ 鞴・ 鞴・ 鞴・ 鞴・ 鞴・ 鞴の7種の読み方が存在する。
意味
うつぼ/矢をおさめる道具/ふいご/ふいごう/火を起こすために風を送る道具
- 鞴【ふいご】
-
[英語](単複同形)bellows
- 送風装置。
英語では「ベローズ」と呼ぶ。たたら(蹈鞴)。 - 送風装置。
熟語
鞴【ふいご】
[英語](単複同形)bellows
送風装置。
英語では「ベローズ」と呼ぶ。たたら(蹈鞴)。
蹈鞴【たたら】
[冶]足踏み式の大形ふいご(鞴)。たたらせいてつ(たたら製鉄、踏鞴製鉄)。
。
踏鞴吹き/踏鞴吹【たたらぶき】
[古][冶]たたらせいてつ(たたら製鉄、踏鞴製鉄)
。
たたら製鉄/踏鞴製鉄【たたらせいてつ】
[冶]古代から行われている、たたら(蹈鞴)で送風して行う和鉄製錬法。
原料の砂鉄と木炭を炉に入れ、たたらで送風して約1,300度以上に熱して精錬する。
近代に用いられたベッセマー転炉に比べ、マンガン・リン・硫黄などの含有量が少なかった。
文字コード
「鞴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+97B4 |
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JISX0213 | 1-80-70 |
戸籍統一文字番号 2 | 486820 |
住基ネット統一文字 | J+97B4 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 11135 |
新大字典4 | 講談社 | 18793 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14022 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 42972 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12744 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鞴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「鞴」についての総括
- 鞴の画数 :19画
- 鞴の部首 : 革
- 鞴の読み方:ホ・ブク・ブ・フク・ビ・ヒ・ふいご
- 鞴の意味 :うつぼ/矢をおさめる道具/ふいご/ふいごう/火を起こすために風を送る道具
以上で「鞴」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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