異体字「齏」については「齏(漢字)」をご覧ください。
韲とは、あえる/混ぜる/なます/あえものなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、韭部に分類される。日本では不確定レベルの漢字とされる。
字体 | 韲 | |
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読み | 音読み | セイ サイ |
訓読み | あ(える) あえもの くだ(く) なます |
|
部首 | 韭部 | |
画数 | 総画数 | 19画 |
部首内画数 | 韭部10画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検対象外 |
字体 | 齏 |
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画数 | 23画 |
Unicode | U+9F4F |
JISX0213 | 1-80-77 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『韲』の字には少なくとも、韲・ 韲・ 韲・ 韲く・ 韲・ 韲えるの6種の読み方が存在する。
意味
あえる/混ぜる/なます/あえもの
熟語
白和え/白韲え【しらあえ】
[料]トウフ(豆腐)を白ミソ(味噌)・白ゴマ(胡麻)とともにすりまぜ、砂糖・塩で下味をつけた魚肉・野菜・コンニャクなどを和えた料理。
。
羹に懲りて膾を吹く/羹に懲りて鱠を吹く/懲羹吹韲【あつものにこりてなますをふく】
[諺]一度失敗したのに懲りて、用心し過ぎること。また、その無益な用心のたとえ。
熱いスープ(羹)でひどい目に遭(ア)ってからは、冷たい膾や刺身などでも区別なく息を吹き付けて冷まそうとすること。
羹に懲りたる者韲を吹く【あつものにこりたるものあえをふく】
[諺]あつものにこりてなますをふく(羹に懲りて膾を吹く、羹に懲りて鱠を吹く、懲羹吹韲)
。
文字コード
「韲」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+97F2 |
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JISX0213 | 1-80-78 |
戸籍統一文字番号 2 | 489950 |
住基ネット統一文字 | J+97F2 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 11192 |
新大字典4 | 講談社 | 18894 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14093 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 43249 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12785 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「韲」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「韲」についての総括
- 韲の画数 :19画
- 韲の部首 : 韭
- 韲の読み方:セイ・サイ・なます・くだく・あえもの・あえる
- 韲の意味 :あえる/混ぜる/なます/あえもの
以上で「韲」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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