鮫とは、さめなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、魚部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
| 字体 | 鮫 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | コウ キョウ  | 
| 訓読み | さめ | |
| 部首 | 魚部 | |
| 画数 | 総画数 | 17画 | 
| 部首内画数 | 魚部6画 | |
| JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
| 漢字検定 | 漢検準1級 | |
書き方・読み方
書き方

読み方
『鮫』の字には少なくとも、鮫・ 鮫・ 鮫の3種の読み方が存在する。
意味
さめ
熟語
サメ/鮫【さめ】
[魚]軟骨魚綱(Chondrichthyes)板鰓亜綱(バンサイアコウ)(Elasmobranchii)の内で、ネコザメ目(Heterodontiformes)・カグラザメ目(Hexanchiformes)・ネズミザメ目(Lamniformes)・ツノザメ目(Squaliformes)などエイ目(Rajiformes)以外のものの総称。
古称は「鰐(ワニ)」。
関西地方以西では「フカ(鱶)」とも呼ぶ。
鮫小紋【さめこもん】
[Romaji]samekomon
[服]細かい白点を鱗(ウロコ)状に重ねた、鮫皮(サメガワ)のような模様に染め出した小紋。江戸時代は裃(カミシモ)に用いられた。
江戸小紋三役の一つ。
鮫肌/鮫膚【さめはだ】
サメ(鮫)の皮のようにザラザラとした人の皮膚。
[俗][病]魚鱗癬(ギョリンセン)の俗称。
ぎょりんせん(魚鱗癬)
。
鮫浦湾【さめうらわん】
[Romaji]SameuraWan
[地]宮城県石巻市南東部、牡鹿半島(オシカ・ハントウ)基部東岸にある、太平洋に面する湾。北岸は寄磯半島(ヨリイソ・ハントウ)。
ホヤ(海鞘)の養殖が行われている。
ウシザメ/牛鮫【うしざめ】
[魚]オオメジロザメ(大目白鮫)の別称。
おおめじろざめ(オオメジロザメ、大目白鮫)
。
文字コード
「鮫」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
| Unicode 1 | U+9BAB | 
|---|---|
| JISX0213 | 1-27-13 | 
| 戸籍統一文字番号 2 | 521770 | 
| 住基ネット統一文字 | J+9BAB | 
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
| 書籍 | 出版社 | 検字番号 | 
|---|---|---|
| 角川大字源3 | 角川書店 | 11780 | 
| 新大字典4 | 講談社 | 20057 | 
| 新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14725 | 
| 大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 46127 | 
| 大漢語林8 | 大修館書店 | 13367 | 
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鮫」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「鮫」についての総括
- 鮫の画数 :17画
 - 鮫の部首 : 魚
 - 鮫の読み方:コウ・キョウ・さめ
 - 鮫の意味 :さめ
 
以上で「鮫」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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