鰾とは、うきぶくろ/ふえ/魚が持つ気体の入った器官などの意味をもつ漢字。22画の画数をもち、魚部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鰾 | |
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読み | 音読み | ヒョウ ビョウ |
訓読み | うきぶくろ ふえ |
|
部首 | 魚部 | |
画数 | 総画数 | 22画 |
部首内画数 | 魚部11画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鰾』の字には少なくとも、鰾・ 鰾・ 鰾・ 鰾の4種の読み方が存在する。
意味
うきぶくろ/ふえ/魚が持つ気体の入った器官
熟語
鰾膠【にべ】
にべにかわ(鰾膠)
(転じて)困難・面倒。
の粘着力が強いことから。
(親密感を与える)愛想・愛嬌(アイキョウ)・世辞。
鰾膠無い【にべない】
にべもない(鰾膠も無い)
。
鰾膠も無い【にべもない】
愛想がない、愛嬌(アイキョウ)がない、そっけない。
「鰾膠無い」とも呼ぶ。
とりつきようがない。
鰾膠【にべにかわ】
主としてニベ科(Sciaenidae)の魚の浮き袋(鰾)を原料に作られるニカワ(膠)。
コイ(鯉)・ウナギ(鰻)・サメ(鮫)などの浮き袋も使用される。
粘着力が強く、食用・薬用のほか工業用にも使用される単に「にべ(鰾膠)」とも呼ぶ。
文字コード
「鰾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9C3E |
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JISX0213 | 1-82-68 |
戸籍統一文字番号 2 | 525750 |
住基ネット統一文字 | J+9C3E |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 11870 |
新大字典4 | 講談社 | 20220 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14861 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 46447 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 13484 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鰾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「鰾」についての総括
- 鰾の画数 :22画
- 鰾の部首 : 魚
- 鰾の読み方:ビョウ・ヒョウ・ふえ・うきぶくろ
- 鰾の意味 :うきぶくろ/ふえ/魚が持つ気体の入った器官
以上で「鰾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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