鵜とは、う/水鳥のう/ペリカンなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、鳥部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鵜 | |
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読み | 音読み | テイ ダイ |
訓読み | う | |
部首 | 鳥部 | |
画数 | 総画数 | 18画 |
部首内画数 | 鳥部7画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鵜』の字には少なくとも、鵜・ 鵜・ 鵜の3種の読み方が存在する。
意味
う/水鳥のう/ペリカン
熟語
鵜飼【うがい】
参考うみう(海鵜)
。
ウミウ/海鵜【うみう】
[鳥]ペリカン目(Pelecaniformes)ウ科(Phalacrocoracidae)の海鳥。
渡来地は茨城県の日立市と多賀郡(タガグン)十王町(ジュウオウマチ)の境界付近の海岸が有名。海蝕による断崖が続き、毎年海鵜が渡来。
鵜の木駅【うのきえき】
[交]東京都大田区鵜の木にある東急多摩川線の駅。
沼部(ヌマベ)駅と下丸子(シモマルコ)駅の間。
。
鵜黒の駒【うくろのこま】
[歴]那須の与一(ヨイチ)(宗高)の名馬。現在の栃木県那須郡(ナスグン)黒羽町(クロバネマチ)の産。
1185(元暦2.2.、文治元)屋島の戦いで、与一を乗せて海に泳ぎ出て、平家の扇の的を射ることを成功させる。
鵜戸神宮【うどじんぐう】
宮崎県日南市宮浦にある神社。元官幣大社。
主神はヒコナギサダ(彦波瀲武)ウガヤフキアエズノミコト((「盧」偏+「鳥」)((「磁」-「石」偏)+「鳥」)草葺不合尊)。
文字コード
「鵜」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9D5C |
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JISX0213 | 1-17-13 |
戸籍統一文字番号 2 | 531490 |
住基ネット統一文字 | J+9D5C |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 11973 |
新大字典4 | 講談社 | 20440 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14999 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 46952 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 13604 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鵜」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 鵜の画数 :18画
- 鵜の部首 : 鳥
- 鵜の読み方:テイ・ダイ・う
- 鵜の意味 :う/水鳥のう/ペリカン
ウサタロー