鶯とは、うぐいす/ヒタキ科の鳥などの意味をもつ漢字。21画の画数をもち、鳥部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鶯 | |
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読み | 音読み | ヨウ オウ |
訓読み | うぐいす | |
部首 | 鳥部 | |
画数 | 総画数 | 21画 |
部首内画数 | 鳥部10画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鶯』の字には少なくとも、鶯・ 鶯・ 鶯の3種の読み方が存在する。
意味
うぐいす/ヒタキ科の鳥
熟語
ウグイス/鴬/鶯【うぐいす】
[鳥]スズメ目(Passeriformes)ヒタキ科(Muscicapidae)ウグイス亜科(Sylviinae)の小鳥。
山梨県・福岡県の県鳥。
鳴き声の高さにタカネ(アゲ)・ナカネ・サゲの三種があり、日月星に配して「さんこう(三光)」と呼び、またウグイスの別称とする。
鴬茶/鶯茶【うぐいすちゃ】
[色]染色の一つ。
[色]鶯の羽の色に似た、緑色がかった黒茶色。
「うぐいすいろ(鴬色、鶯色)」とも呼ぶ。
鴬色/鶯色【うぐいすいろ】
[色]ウグイスの背の色。黒茶の混じった緑色。
単に「うぐいす(鴬、鶯)」とも、「うぐいすちゃ(鴬茶、鶯茶)」とも呼ぶ。
ウグイスナ/鶯菜【うぐいすな】
[植]水菜などの小さいもの。
[植]コマツナ(小松菜)の小さいもの。
こまつな(コマツナ、小松菜)
ウグイスの鳴く春先に出荷されることから。
鶯谷駅【うぐいすだにえき】
[交]東京都台東区(タイトウク)根岸(ネギシ)1丁目にある、JR山手線の駅。
上野駅と日暮里(ニッポリ)駅の間。1912年(明治45年)7月11日開業(大正元年は1912.7.30から)。
文字コード
「鶯」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9DAF |
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JISX0213 | 1-82-84 |
戸籍統一文字番号 2 | 533990 |
住基ネット統一文字 | J+9DAF |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 12013 |
新大字典4 | 講談社 | 20516 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 15060 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 47169 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 13653 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鶯」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 鶯の画数 :21画
- 鶯の部首 : 鳥
- 鶯の読み方:ヨウ・オウ・うぐいす
- 鶯の意味 :うぐいす/ヒタキ科の鳥
ウサタロー