「巾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

巾とは、きれ／ぬのきれ／てぬぐい／ふきんなどの意味をもつ漢字。3画の画数をもち、巾部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『巾』の字には少なくとも、巾コン・ 巾キン・ 巾ふきん・ 巾きれの4種の読み方が存在する。

意味

1. きれ。ぬのきれ。てぬぐい。ふきん。「手巾」
2. おおい。かぶりもの。「頭巾」
3. はば。横方向の広がりの度合。幅。「歩巾・値巾」

熟語

巾偏【はばへん】

[言]漢字の偏の一つ。
「帆」・「帳」などの「巾」の部分。
「きんべん(巾偏)」とも呼ぶ。

手巾【しゅきん】

手ぬぐい。手ふき。
てぬぐい(手拭い)
はんかち(ハンカチ、手巾)
しゅきんおび(手巾帯)
[俗]僧侶の隠語でウナギ(鰻)。

巾偏【きんべん】

[言]はばへん(巾偏)
。

手巾【はんけち】

[文]芥川龍之介の短編小説。
息子の死を知らされても婦人は微笑んでいたが、そのひざの上のハンカチは裂けそうなくらいに強く握り締められていたという話。
。

巾子形【こじがた】

[Romaji]kojigata

文字コード

「巾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「巾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。