「付」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

付とは、添えつける／つくなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『付』の字には少なくとも、付フ・ 付けるつける・ 付くつく・ 付えるあたえるの4種の読み方が存在する。

意味

1. 添えつける。つく。類義語：附「付加・付近・付随・付箋(ふせん)・付則・付属・付帯・付着・付録・貼付・添付」
2. 授ける。与える。手渡す。「付与・下付・還付・寄付・給付・交付・納付・配付・返付」
3. 頼む。任せる。委ねる。「付議・付託・委付」
4. 届ける。「回付・送付」

熟語

四字熟語

「付」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

野付【のつけ】

[Romaji]Notsuke

付子／附子【ぶす】

[薬]ぶし(付子、附子)
。

点付け【てんつけ】

評点をつけること。成績などを評価して点をつけること。
。

点付き【てんつき】

[言]漢文に返り点が振られていること。また、その漢文。
。

付子／附子【ぶし】

[薬]トリカブト(鳥兜、鳥甲)の根茎(烏頭<ウズ>)の汁を日に晒(サラ)して作った生薬。
アルカロイドの一種で中枢神経毒のアコニチン(aconitine)を含む毒薬。
鎮痛薬・麻酔薬・興奮薬・強心薬とし、痛風・リューマチ・神経痛・脚気などの鎮痛、胃腸機能亢進や利尿剤に用いる。

文字コード

「付」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「付」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。