「仙」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「僊」については「僊(漢字)」をご覧ください。

とは、山で修行を積んで、不老不死の術を修めた人などの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、人部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「仙」
字体
読み 音読み セン
《外》セント
訓読み
部首 人部
画数 総画数 5画
部首内画数 人部3画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「僊」
字体
画数 14画
Unicode U+50CA
JISX0213 1-49-02

書き方・読み方

書き方

仙_書き方
仙の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、セントセンの2種の読み方が存在する。

意味

  1. で修行をんで、不老不死のめた。「仙境・仙骨・仙術・仙人・神仙」
  2. れたをもつ。そのめた。「歌仙・詩仙・酒仙」
  3. 北米などの補助通貨単位「セント」の音訳。

熟語

四字熟語

「仙」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

「仙」が入る四字熟語
羽化登仙うかとうせん 仙才鬼才せんさいきさい 仙姿玉質せんしぎょくしつ
仙風道骨せんぷうどうこつ

詩仙【しせん】

[中国語]shixian

[人]李白(LiBai)(リ・ハク)を称える言葉。
りはく(李白)
杜甫(DuFu)(ト・ホ)の「詩聖(shisheng)」に対して用いられ、また併称して「李杜(Li-Du)」とも呼ばれる。

伊仙【いせん】

[Romaji]Isen

いせんちょう(伊仙町)

登仙【とうせん】

天に登って仙人になること。
貴人の死去の敬語。
天子の死去は「崩御(ホウギョ)」、「晏駕(アンガ)」とも呼ぶ。

大仙【だいせん】

すぐれて尊い仙人。せんにん(仙人)。
[仏]仏陀・如来の別称。

仙北【せんぼく】

[Romaji]Semboku

せんぼくし(仙北市)
せんぼくぐん(仙北郡)
[古]せんぼくまち(仙北町)

文字コード

「仙」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「仙」の文字コード一覧
Unicode 1 U+4ED9
JISX0213 1-32-71
戸籍統一文字番号 2 004600
住基ネット統一文字 J+4ED9

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「仙」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 149
新大字典4 講談社 310
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 216
大漢和辞典6 7 大修館書店 374
大漢語林8 大修館書店 185

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「仙」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「仙」についての総括
  1. 仙の画数 :5画
  2. 仙の部首 : 人
  3. 仙の読み方:セント・セン
  4. 仙の意味 :山で修行を積んで、不老不死の術を修めた人
以上で「仙」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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