「廬」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、いおり/いほり/いお/草木を結びなどして作った質素な小屋/小さく粗末な家/僧や世捨て人の仮ずまいするもの/また農事のための仮小屋などの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、广部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「廬」
字体
読み 音読み
リョ
訓読み いえ
いおり
部首 广部
画数 総画数 19画
部首内画数 广部16画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

廬_書き方
廬の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、リョいおりいえの5種の読み方が存在する。

意味

  1. いおり。いほり。いお。草木をびなどしてった質素な小屋。さく粗末なや世捨てずまいするもの。また農事のための仮小屋。「廬をぶ」

熟語

四字熟語

「廬」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「廬」が入る四字熟語
草廬三顧そうろさんこ

斯廬【しろ】

[Romaji]Shiro

[歴]4世紀ころ、朝鮮半島南西部にあった辰韓(Chinhan)(シンカン)12国の一部族国家。
356年:辰韓12国を統一し新羅(Sinra)(シラギ)となる。しらぎ(新羅)。

廬山【ろさん】

[中国語]LuShan

[地]ろざん(廬山)

廬山【ろざん】

[中国語]LuShan/Lushan

[地]中国南東部、江西省(JiangxiSheng)(コウセイショウ)北部にある名山。
九江市(JiujianShi)(キュウコウシ)の南西17キロメートルに位置し、多くの峰から成る。最高峰は漢陽峰(Hanyangfeng)(1,426メートル)。

匡廬【きょうろ】

[中国語]Kuanglu

[地]ろざん(廬山)

庵/菴/廬【いおり】

[英語]hermitage

人が住む、草や木でつくった粗末な小屋。
庵を結ぶ
いおりがた(庵形)

文字コード

「廬」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「廬」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5EEC
JISX0213 1-55-10
戸籍統一文字番号 2 107810
住基ネット統一文字 J+5EEC

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「廬」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 2558
新大字典4 講談社 4450
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 3195
大漢和辞典6 7 大修館書店 9535
大漢語林8 大修館書店 3097

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「廬」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「廬」についての総括
  1. 廬の画数 :19画
  2. 廬の部首 : 广
  3. 廬の読み方:ロ・ル・リョ・いおり・いえ
  4. 廬の意味 :いおり/いほり/いお/草木を結びなどして作った質素な小屋/小さく粗末な家/僧や世捨て人の仮ずまいするもの/また農事のための仮小屋
以上で「廬」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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