「彩」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

彩とは、いろどり／あや／艶／模様／配色／光などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、彡部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『彩』の字には少なくとも、彩サイ・ 彩るいろどる・ 彩あやの3種の読み方が存在する。

意味

1. いろどり。あや。艶。模様。配色。光。類義語：采・綵「異彩・光彩・虹彩(こうさい)・色彩・精彩・生彩・多彩・淡彩・迷彩・油彩・水彩画」
2. いろどる。配色する。色をつける。「彩雲・彩画・彩管・彩色」
3. 様子。姿。「神彩」

熟語

四字熟語

「彩」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

三彩【さんさい】

[中国語]sancai、[英語]tricolorpottery／tricolourpottery

参照そさんさい(素三彩)、ならさんさい(奈良三彩)
[歴]とうさんさい(唐三彩)
。

虹彩【こうさい】

[医]眼球の角膜(カクマク)と水晶体との間にある円盤状の膜。
「アイリス([英語]iris)」とも呼ぶ。
。

素三彩【そさんさい】

[中国語]susancai、[英語]plaintricolor／plaintricolour

五彩／五采【ごさい】

ごしき(五色)
「采」は「彩」のことで「いろどり」の意味。
。

奈良三彩【ならさんさい】

[歴]中国の唐の影響を受けて、主に奈良時代に製作された三彩。
正倉院に伝わる正倉院三彩が有名。とうさんさい(唐三彩)。

文字コード

「彩」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「彩」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。