「怖」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、こわい/おじける/おそれる/恐ろしいなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、心部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「怖」
字体
読み 音読み
《外》
訓読み こわ()
《外》(じける)
《外》おそ(れる)
部首 心部
画数 総画数 8画
部首内画数 心部5画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N3

書き方・読み方

書き方

怖_書き方
怖の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、怖いこわい怖れるおそれる怖じけるおじけるの5種の読み方が存在する。

意味

  1. こわい。おじける。おそれる。ろしい。「畏怖・恐怖・驚怖」

熟語

恐怖心指数【きょうふしんしすう】

[英語]volatilityindex

[経]ぼらてぃりてぃーしすう(ボラティリティー指数)

広場恐怖症【ひろばきょうふしょう】

[英語]agoraphobia(アゴラフォビア)

[病]人の集まる広場などに一人で残されたり、一人で歩いたりするとき、強い恐怖感にとらわれる精神症状。
家族・友人など親しい人と一緒なら恐怖症状が軽減される。

高所恐怖症【こうしょきゅうふしょう】

[心]「アクロフォビア(acrophobia)」とも呼ぶ。

文字コード

「怖」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「怖」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6016
JISX0213 1-41-61
戸籍統一文字番号 2 117800
住基ネット統一文字 J+6016

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「怖」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 2805
新大字典4 講談社 4792
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 3479
大漢和辞典6 7 大修館書店 10450
大漢語林8 大修館書店 3490

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「怖」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「怖」についての総括
  1. 怖の画数 :8画
  2. 怖の部首 : 心
  3. 怖の読み方:ホ・フ・こわい・おそれる・おじける
  4. 怖の意味 :こわい/おじける/おそれる/恐ろしい
以上で「怖」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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