「曼」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ながい/ひく/のばすなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、曰部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「曼」
字体
読み 音読み マン
バン
訓読み うつく(しい)
なが()
()
ひろ()
部首 曰部
又部
日部
画数 総画数 11画
部首内画数 曰部7画
又部9画
日部7画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

曼_書き方
曼の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、マンバン曼いひろい曼くひく曼いながい曼しいうつくしいの6種の読み方が存在する。

意味

ながい/ひく/のばす

熟語

四字熟語

「曼」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「曼」が入る四字熟語
曼理皓歯まんりこうし

曼陀羅華【まんだらげ】

[仏]天上に咲くという架空の華(ハナ)の名。四華(シケ)の一つ。しけ(四華、四花)。

宮曼陀羅【みやまんだら】

社殿や神域を描いた曼陀羅。本地垂迹(ホンヂスイジャク)説よる。ほんぢすいじゃく(本地垂迹)。

曼荼羅/曼陀羅【まんだら】

[梵]mandala(マンダーラ)

[仏]参照あんちんまんだら(安鎮曼荼羅、安鎮曼陀羅)、みやまんだら(宮曼陀羅)、しもん(四門)
「まじりけのない本質のもの」の意味。「壇(ダン)」・「輪円具足(リンエングソク)」・「聚集(ジュシュウ)」などとも訳す。
[俗](落語家の隠語で)手拭(テヌグ)い。

曼陀羅華【まかまんだらげ】

[梵]mahamandarava

[仏]天上に咲くという架空の華(ハナ)の名。四華(シケ)の一つ。
大きな白色の花。

十界曼荼羅【じっかいまんだら】

[仏]日蓮が十界すべて成仏できることを書き現した大曼荼羅。じっかい(十界)。

文字コード

「曼」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「曼」の文字コード一覧
Unicode 1 U+66FC
JISX0213 1-50-56
戸籍統一文字番号 2 157260
住基ネット統一文字 J+66FC

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「曼」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店
新大字典4 講談社
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4741
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 4530

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「曼」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「曼」についての総括
  1. 曼の画数 :11画
  2. 曼の部首 : 曰,又,日
  3. 曼の読み方:マン・バン・ひろい・ひく・ながい・うつくしい
  4. 曼の意味 :ながい/ひく/のばす
以上で「曼」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。