「東」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ひがし/日が出る方角などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「東」
字体
読み 音読み トウ
訓読み ひがし
《外》あずま
部首 木部
画数 総画数 8画
部首内画数 木部4画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検9級
日本語能力検定 JLPT N5

書き方・読み方

書き方

東_書き方
東の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、トウひがしあずまの3種の読み方が存在する。

意味

  1. ひがし。る方角。「東夷(とうい)・東経・東国・東西・東征・東風・東方・東洋・以東・極東・絶東・中東・南東・北東」
  2. あずま。東方面の地方や。東日本/関東地方/江戸など。「東都・東北・関東」
  3. 「東京」の略称。「東名・東葉・東横」
  4. の季節。「東風・東作」
  5. 《地名》アガリ。沖縄県などで使われる地名。「東江(あがりえ)・東山(あがりやま)」
東【ひがし】
  • 方角の一つ。太陽の出る方角。
  • 英語では”east(イースト)”。
    ドイツ語では”Ost(オスト)”。
    スペイン語では”levante(レバンテ)”。
  • [気]東風。
    ひがしかぜ(東風)
  • [古]京都に対して鎌倉幕府のこと。
  • 東本願寺の略称。
    ひがしほんがんじ(東本願寺)
  • これに対し「西本願寺」は「西」と呼ばれる。
  • ひがしく(東区)
  • ひがしそん(東村)
  • 東【あずま《あづま》】
    [Romaji]Azuma/Aduma

  • あずまちょう(東町)
  • あづまむら(東村)
  • [古]あずままち(東町)
  • [古]あずまむら(東村)
  • 東【あがり】
    [Romaji]agari

  • (沖縄方言で)東(ヒガシ)。
  • 「(日の)上がり」の意味。いり(西)。
  • 東の用法:四夷

    四夷【しい】とは、《中国》漢民族以外の異民族を指す蔑称。 夷狄いてき夷狄戎蛮いてきじゅうばんとも。

    四夷の種類
    方角 とう 西ざい なん ぼく
    異民族 東夷とうい() 西戎せいじゅう() 南蛮なんばん() 北狄ほくてき()

    東の用法:五方

    五方【ごほう】とは、五つの方角。東西南北の方位に中央が加わる。五行に通ずる。

    五方の種類
    五行ごぎょう もく ごん すい
    五方ごほう とう なん 中央ちゅうおう() 西ざい ぼく

    東の用法:平水韻

    平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

    平水韻の種類
    平声 上平声
    下平声
    上声

    ()
    去声
    入声

    東の用法:東山道(行政区画)

    東山道(行政区画)【とうさんどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
    現在の青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、長野県、岐阜県、滋賀県にまたがる地域をさす。

    東山道の一覧
    東山道
    律令国名 州名 略字
    近江国 近州
    美濃国 濃州
    飛騨国 飛州
    信濃国 信州
    上野国 上州
    下野国 野州
    陸奥国 奥州
    陸州

    出羽国 羽州

    東の用法:東海道(行政区画)

    東海道(行政区画)【とうかいどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
    現在の茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県にまたがる地域をさす。

    東海道の一覧
    東海道
    律令国名 州名 略字
    伊賀国 伊州
    伊勢国 勢州
    志摩国 志州
    尾張国 尾州
    三河国 三州
    参州

    遠江国 遠州
    駿河国 駿州 駿
    伊豆国 豆州
    甲斐国 甲州
    相模国 相州
    武蔵国 武州
    安房国 房州
    安州

    上総国 総州
    下総国 総州
    常陸国 常州

    熟語

    四字熟語

    「東」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

    「東」が入る四字熟語
    東岳大帝とうがくたいてい 東奔西走とうほんせいそう

    東【ひがし】

    方角の一つ。太陽の出る方角。
    英語では”east(イースト)”。

    東【あがり】

    [Romaji]agari

    (沖縄方言で)東(ヒガシ)。
    「(日の)上がり」の意味。いり(西)。

    東風【こち】

    春に東方から吹いて来る風。ひがしかぜ(東風)。春風。

    東武【とうぶ】

    [Romaji]Tobu

    武蔵国(ムサシノクニ)(現:埼玉県・東京都)の東部地域。
    ⇔せいぶ(西武)
    [交]東武鉄道の略称。
    とうぶてつどう(東武鉄道)
    [経]東武百貨店(デパート)の略称。

    東寺【とうじ】

    [仏]きょうおうごこくじ(教王護国寺)

    文字コード

    「東」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「東」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+6771
    JISX0213 1-37-76
    戸籍統一文字番号 2 163330
    住基ネット統一文字 J+6771

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「東」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 4082
    新大字典4 講談社 6774
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4894
    大漢和辞典6 7 大修館書店 14499
    大漢語林8 大修館書店 4971

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    国語施策

    1946年(昭和21年)11月
    当用漢字表に掲載
    国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
    1958年(昭和33年)
    学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
    昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
    第2学年の配当漢字として公示される。
    1977年(昭和52年)
    学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
    昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
    第2学年の配当漢字として公示される。
    1981年(昭和56年)10月
    常用漢字表に掲載
    国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
    1989年(平成元年)
    学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
    平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
    9」に
    第2学年の配当漢字として公示される。
    2010年(平成22年)11月
    改定常用漢字表に掲載
    文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
    2017年(平成29年)
    学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
    令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
    第2学年の配当漢字として公示される。

    まとめ

    「東」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「東」についての総括
    1. 東の画数 :8画
    2. 東の部首 : 木
    3. 東の読み方:トウ・ひがし・あずま
    4. 東の意味 :ひがし/日が出る方角
    以上で「東」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

    おねがい
    誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。