「淡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

淡とは、あわい／味や色などが薄いなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『淡』の字には少なくとも、淡ダン・ 淡タン・ 淡エン・ 淡いうすい・ 淡いあわいの5種の読み方が存在する。

意味

1. あわい。味や色などが薄い。類義語：澹 対義語：濃「淡黄・淡彩・淡粧・淡青・淡白・淡味・淡緑・濃淡」
2. 気持ちがさっぱりしている。執着がない。こだわらない。「淡交・淡淡・淡泊・枯淡・冷淡」
3. 塩を含まない。対義語：鹹「淡湖・淡水」
4. 淡路国(あわじのくに)の略称。「淡州」

淡の用法：南海道(行政区画)

南海道(行政区画)【なんかいどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の香川県、徳島県、愛媛県、高知県、三重県熊野地方、和歌山県、淡路島にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「淡」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

淡麗【たんれい】

[食]キリンの発泡酒ブランド名。
。

淡水【たんすい】

[中国語]Danshui

台湾の港湾都市。
たんすいちん(淡水鎮)
。

淡水【たんすい】

[英語]freshwater

淡水鎮【たんすいちん】

[中国語]DanshuiZhen

台湾北部の台北県(TaibeiXian)北西部、淡水河(DanshuiHe)河口の北岸(右岸)にある港湾都市。首都台北市(TaibeiShi)の北西方に位置し、西部を台湾海峡に面する。
茶の輸出が盛ん。

淡路【あわじ】

[Romaji]Awaji／Awadi

文字コード

「淡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「淡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。