「漬」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ひたす/水などの液体に浸けるなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「漬」
字体
読み 音読み 《外》
《外》
訓読み (かる)
(ける)
部首 水部
画数 総画数 14画
部首内画数 水部11画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

漬_書き方
漬の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、漬けるつける漬かるつかるの4種の読み方が存在する。

意味

  1. ひたす。などの液体にける。
    • シン。「浸漬」
    • つける。「漬物・塩漬・酢漬・糠漬」

熟語

漬け【づけ】

[食]漬(ツ)けること。また、漬けた食品。
たくあん漬け、一夜(イチヤ)漬け
[食]マグロ(鮪)の赤身をミリン(味醂)の割り醤油(ショウユ)に漬けたもの。

ぶぶ漬【ぷぷづけ】

[京阪方言]お茶漬。ぶぶ(ぶぶ)。

ずけ/漬け【ずけ】

[食]づけ(漬け)

ナタ漬け/鉈漬け【なたづけ】

[食]ダイコン(大根)をナタで小口切りにして漬けた沢庵(タクアン)漬け。
刃の鈍(ニブ)いナタで切るとダイコンに細かなヒビが入り、調味液がよく染み込んで美味しくなる。

ホルマリン漬け【ほるまりんづけ】

[生]生物標本を防腐剤のホルマリン(formalin)に浸すこと。
[生]ホルマリンを満たしたガラス容器に封入した生物や臓器の標本。

文字コード

「漬」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「漬」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6F2C
JISX0213 1-36-50
戸籍統一文字番号 2 204830
住基ネット統一文字 J+6F2C

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「漬」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5201
新大字典4 講談社 8823
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6336
大漢和辞典6 7 大修館書店 18167
大漢語林8 大修館書店 6245

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「漬」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「漬」についての総括
  1. 漬の画数 :14画
  2. 漬の部首 : 水
  3. 漬の読み方:ジ・シ・つける・つかる
  4. 漬の意味 :ひたす/水などの液体に浸ける
以上で「漬」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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