「炊」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、たく/かしぐ/煮たきをする/飯をたくなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、火部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「炊」
字体
読み 音読み スイ
訓読み ()
《外》かし()
部首 火部
画数 総画数 8画
部首内画数 火部4画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検3級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

炊_書き方
炊の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、スイ炊くたく炊ぐかしぐの3種の読み方が存在する。

意味

  1. たく。かしぐ。たきをする。をたく。「炊煙・炊爨(すいさん)・炊事・炊飯・炊婦・一炊・自炊・雑炊(ぞうすい)」

熟語

炊事【すいじ】

[Romaji]suiji、[英語]cooking

[料]食べ物を煮炊(ニタ)きすること。じすい(自炊)、すいはん(炊飯)。

自炊【じすい】

(一人暮らしの人が)自分の食事を自分で作ること。自ら炊事をすること。すいじ(炊事)。

炊飯【すいはん】

[Romaji]suihan

[料]飯(メシ)を炊(タ)くこと。かにのあな(カニの穴、蟹の穴)、はんごう(飯盒)、すいじ(炊事)。1955年(昭和30年)3月1日染和田(ソメワダ)村と山田村が合併して発足。

たいたん/炊いたん【たいたん】

[料](京都方言で)炊いたもの。煮物(ニモノ)。

飯盒炊爨【はんこうすいさん】

[料]飯盒を使って飯を炊(タ)くこと。

文字コード

「炊」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「炊」の文字コード一覧
Unicode 1 U+708A
JISX0213 1-31-70
戸籍統一文字番号 2 213000
住基ネット統一文字 J+708A

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「炊」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5426
新大字典4 講談社 9160
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6579
大漢和辞典6 7 大修館書店 18904
大漢語林8 大修館書店 6460

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「炊」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「炊」についての総括
  1. 炊の画数 :8画
  2. 炊の部首 : 火
  3. 炊の読み方:スイ・たく・かしぐ
  4. 炊の意味 :たく/かしぐ/煮たきをする/飯をたく
以上で「炊」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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