「箇」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、物を数えるのに用いる助数詞などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、竹部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「箇」
字体
読み 音読み
《外》
訓読み
部首 竹部
画数 総画数 14画
部首内画数 竹部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

箇_書き方
箇の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、の2種の読み方が存在する。

意味

  1. えるのにいる助数詞。類義語:「箇条・箇所」
  2. この。これ。あの。あれ。物事や場所を。「箇中・好箇」

箇の用法:平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

平水韻の種類
平声 上平声
下平声
上声

()
去声
入声

熟語

五箇【ごか】

[Romaji]Goka

ごかやま(五箇山)
[古]ごかむら(五箇村)

五箇村【ごかむら】

[Romaji]GokaMura

[古]島根県隠岐郡(オキグン)にあった村。2004年(平成16年)10月1日西郷町(サイゴウチョウ)・布施村(フセムラ)・五箇村・都万村(ツマムラ)が合併して隠岐の島町(オキノシマチョウ)を発足。

五箇山【ごかやま】

[Romaji]GokaYama

富山県南西端の東礪波郡(ヒガシトナミグン)、岐阜県との境にある山間の地域。
庄川(ショウガワ)上流域、本流・支流の五つの谷からなる山村地区。
平家の落人(オチウト)伝説があり、合掌造(ガッショウヅク)りの民家で知られ、観光地となっている。

五家宝/五箇棒/五荷棒【ごかぼう】

[食]駄菓子の一種。モチ米を蒸し、水飴などで固めて棒形にし、青キナコなどをまぶしたもの。黄色いキナコをまぶしたものもある。

八箇峠【はっかとうげ】

[Romaji]HakkaToge

[地]新潟県十日町市(トオカマチシ)八箇(ハッカ)と南魚沼市(ミナミウオヌマシ)小栗山(コグリヤマ)とを結ぶ峠。
北緯37.05°、東経138.49°の地。
北側に中将岳(チュウジョウダケ)(682メートル)、南側に枡形山(マスガタヤマ)(748.5メートル)がある。

文字コード

「箇」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「箇」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7B87
JISX0213 1-18-53
戸籍統一文字番号 2 292050
住基ネット統一文字 J+7B87

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「箇」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7049
新大字典4 講談社 11695
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8539
大漢和辞典6 7 大修館書店 26116
大漢語林8 大修館書店 8280

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「箇」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「箇」についての総括
  1. 箇の画数 :14画
  2. 箇の部首 : 竹
  3. 箇の読み方:コ・カ
  4. 箇の意味 :物を数えるのに用いる助数詞
以上で「箇」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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