「膳」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、台や食器にのせた料理/料理を乗せた台などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「膳」
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読み 音読み ゼン
《外》セン
訓読み 《外》かしわ
《外》そな(える)
部首 肉部
画数 総画数 16画
部首内画数 肉部12画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

膳_書き方
膳の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゼンセン膳えるそなえるかしわの4種の読み方が存在する。

意味

  1. や食器にのせた料理。料理をせた。「膳部・饗膳・御膳・食膳・配膳・本膳・膳夫(かしわで)」
  2. える。一杯。「一善」

熟語

陰膳【かげぜん】

旅行や出征などで不在の人が食事に困らず安全であるように祈り、留守宅で供(ソナ)える食事。
陰膳を供えて無事を祈る
死者へは飯椀に箸を1本、陰膳は2本、立てるともいわれる。

横膳【よこぜん】

えびすぜん(夷膳、恵比寿膳)

側膳【そばぜん】

えびすぜん(夷膳、恵比寿膳)

箱膳【はこぜん】

奉公人などが各自の食器を入れておく箱。食事の時は箱の蓋(フタ)を膳として用いる。
「きりだめ(切り溜め、切溜)」とも呼ぶ。

百膳【ひゃくぜん】

一人前百文の高級料理。
(転じて)の料理を出す店。
一向宗(浄土真宗)の報恩講で配られる食膳。

文字コード

「膳」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「膳」の文字コード一覧
Unicode 1 U+81B3
JISX0213 1-33-23
戸籍統一文字番号 2 333510
住基ネット統一文字 J+81B3

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「膳」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7997
新大字典4 講談社 13305
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9699
大漢和辞典6 7 大修館書店 29891
大漢語林8 大修館書店 4853

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「膳」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「膳」についての総括
  1. 膳の画数 :16画
  2. 膳の部首 : 肉
  3. 膳の読み方:ゼン・セン・そなえる・かしわ
  4. 膳の意味 :台や食器にのせた料理/料理を乗せた台
以上で「膳」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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