「舞」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、もてあそぶ/思いのままにする/奮い立たせる/まう/まい/おどるなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、舛部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「舞」
字体
読み 音読み
《外》
訓読み ()
まい
《外》もてあそ()
部首 舛部
画数 総画数 15画
部首内画数 舛部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N3

書き方・読み方

書き方

舞_書き方
舞の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、舞ぶもてあそぶまい舞うまうの5種の読み方が存在する。

意味

もてあそぶ/思いのままにする/奮い立たせる/まう/まい/おどる

熟語

四字熟語

「舞」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

「舞」が入る四字熟語
椀飯振舞おうばんぶるまい 狂喜乱舞きょうきらんぶ 鼓舞激励こぶげきれい
手舞足踏しゅぶそくとう 長袖善舞ちょうしゅうぜんぶ

曲舞【くせまい】

[楽]鼓に合せて歌う叙事的な歌謡。幸若舞(コウワカマイ)の別称。

石舞台【いしぶたい】

大阪府大阪市住吉区住吉の住吉大社にある国の重要文化財。
全体が約8メートル四方で、長さ約2メートル、幅約0.5メートル、厚さ約0.2メートルの石を組み合せて作られている。すみよしたいしゃ(住吉大社)。

左脚舞【さきゃくぶ】

[中国語]zuojiaowu

中国南西部に居住する少数民族の彝族(Yizu)(イ族)の伝統芸能。
若い男女がそれぞれ一列になって歌いながらリズミカルにステップを踏(フ)むもの。
縦一列になったときは前の人の両肩に手を当てて前に進んだり後戻りしたり、また横一列になったときは両手を腰に当てて前に進んで足を前に軽く跳ね上げ、後ろに引いてまた足を跳ね上げることを繰り返す。

舞子【まいこ】

[Romaji]Maiko

まいこ(舞子、舞妓)
兵庫県神戸市垂水区(タルミク)の地名。まいこのはま(舞子の浜)。
[交]まいこえき(舞子駅)

仕舞い【しまい】

しとげること・仕上げること。
雨仕舞い:あまじまい(雨仕舞い、雨仕舞)
やめること。
片づけること。

文字コード

「舞」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「舞」の文字コード一覧
Unicode 1 U+821E
JISX0213 1-41-81
戸籍統一文字番号 2 338750
住基ネット統一文字 J+821E

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「舞」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8086
新大字典4 講談社 13483
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9807
大漢和辞典6 7 大修館書店 30342’
大漢語林8 大修館書店 9207

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「舞」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「舞」についての総括
  1. 舞の画数 :15画
  2. 舞の部首 : 舛
  3. 舞の読み方:ム・ブ・もてあそぶ・まい・まう
  4. 舞の意味 :もてあそぶ/思いのままにする/奮い立たせる/まう/まい/おどる
以上で「舞」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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