「螺」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、らせん状のもの/にし/巻貝などの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、虫部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「螺」
字体
読み 音読み
訓読み つぶ
にし
にな
ほらがい
部首 虫部
画数 総画数 17画
部首内画数 虫部11画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

螺_書き方
螺の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ほらがいになにしつぶの5種の読み方が存在する。

意味

らせん状のもの/にし/巻貝

熟語

螺旋【らせん】

巻貝(マキガイ)の殻(カラ)のように、ぐるぐる旋回(センカイ)した形状。
平面上の螺旋は「スパイラル(spiral)」、空間上の螺旋は「ヘリックス(helix)」と呼ぶ。
螺旋階段
[機]ネジ(螺子)([英語]screw)の別称。

螺髪【らほつ】

[仏]仏・如来の三十二相の一つ。
螺旋(ラセン)状の髪。さんじゅうにそう(三十二相)。

アカニシ/赤螺【あかにし】

[学名]Rapanavenosa

[貝]吸腔目(Sorbeoconcha)新腹足下目(Neogastropoda)アッキガイ上科(Muricoidea)アッキガイ科(Muricidae)チリメンボラ属(Rapana)の海産の巻貝。なぎなたほおずき(ナギナタホオズキ、薙刀酸漿)。

ラワンブキ/螺湾蕗【らわんぶき】

[植]北海道十勝支庁足寄郡(アショログン)足寄町(アショロチョウ)螺湾地区特産のフキ(蕗)。
日本一大きいフキで、草丈3メートル、茎の直径約10センチメートルになるものもある。
食用。

栄螺堂【さざえどう】

多層の仏堂で、内部の階段を螺旋(ラセン)状の構造に造ったもの。
[歴]江戸の本所にあった羅漢寺の三階建ての仏堂。高さ五丈八尺(約18メートル)。

文字コード

「螺」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「螺」の文字コード一覧
Unicode 1 U+87BA
JISX0213 1-45-70
戸籍統一文字番号 2 381210
住基ネット統一文字 J+87BA

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「螺」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8902
新大字典4 講談社 14902
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11393
大漢和辞典6 7 大修館書店 33512
大漢語林8 大修館書店 10204

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「螺」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「螺」についての総括
  1. 螺の画数 :17画
  2. 螺の部首 : 虫
  3. 螺の読み方:ラ・ほらがい・にな・にし・つぶ
  4. 螺の意味 :らせん状のもの/にし/巻貝
以上で「螺」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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