「襷」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、たすき/着物の袖や袂をたくし上げるひもなどの意味をもつ漢字。23画または22画の画数をもち、衣部に分類される。日本では国字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「襷」
字体
読み 音読み
訓読み たすき
部首 衣部
画数 総画数 23画22画
部首内画数 衣部17画
国語施策 国字
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

襷_書き方
襷の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、たすきの1種の読み方が存在する。

意味

たすき/着物の袖や袂をたくし上げるひも

襷【たすき】
  • [服]和服で、動きやすいように袖(ソデ)を肩にたくし上げる細長い紐(ヒモ)。
    左袖を後ろから左肩に乗せて、紐(襷)を左肩から背中を回して右脇下を経て右袖を押さえ、右肩から背中を回して左脇下に至って結び合せる。背中側では斜め十文字に交差している。
  • 一方の肩から他方の脇下へ斜めに掛ける、輪状にした細長い布。
    立候補者名やスローガンを書いたり、チームを表すために色分けしたり、駅伝などで次の走者に伝達したりする。
  • 紐や線などを斜め、または斜め十文字に打ち違えること。
    また、その模様。ひだすき(火襷)。
  • 熟語

    襷【たすき】

    [服]和服で、動きやすいように袖(ソデ)を肩にたくし上げる細長い紐(ヒモ)。
    左袖を後ろから左肩に乗せて、紐(襷)を左肩から背中を回して右脇下を経て右袖を押さえ、右肩から背中を回して左脇下に至って結び合せる。背中側では斜め十文字に交差している。

    火襷【ひだすき】

    陶器に現れた、赤い襷(タスキ)を回したような不規則な線条の斑文。また、その陶器。備前焼に多く見られる。

    文字コード

    「襷」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「襷」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+8977
    JISX0213 1-75-07
    戸籍統一文字番号 2 394700
    住基ネット統一文字 J+8977

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「襷」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 9163
    新大字典4 講談社 15443
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11738
    大漢和辞典6 7 大修館書店 34737
    大漢語林8 大修館書店 10493

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「襷」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「襷」についての総括
    1. 襷の画数 :23画,22画
    2. 襷の部首 : 衣
    3. 襷の読み方:たすき
    4. 襷の意味 :たすき/着物の袖や袂をたくし上げるひも
    以上で「襷」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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