「託」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

託とは、よる／頼りにして任せる／預けるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、言部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『託』の字には少なくとも、託タク・ 託タ・ 託かることづかる・ 託けるかこつける・ 託つかこつの5種の読み方が存在する。

意味

1. よる。頼りにして任せる。預ける。「託児・託送・委託・依託・寄託・供託・受託・嘱託・信託・結託・付託」
2. 神仏の意を代理者が告げる。お告げ。「託宣・神託」
3. かこつける。口実にする。「託言・仮託」

熟語

四字熟語

「託」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

御託【ごたく】

くどくどと言うこと。
御託を並べる
「御託宣」の略。
。

供託【きょうたく】

物件を提供して保管を委託すること。
法令の規定により、金銭・有価証券その他の物品を供託所または一定の者に寄託すること。供託の手続きは供託法などにより規定されて、以下の４種に大別される。

託児所【たくじしょ】

「デイケア・センター」とも呼ぶ。ほいくしょ(保育所)。
。

屈託／屈托【くったく】

[Romaji]kuttaku

何かを気にして、くよくよすること。何かにこだわって、心が晴れないこと。
屈託がない
退屈や疲労などであきあきすること。

供託所【きょうたくしょ】

法令による弁済供託の事務をつかさどる官署。
法務局・地方法務局・その支局・出張所がこれに当たる。
旧称は「供託局」。

文字コード

「託」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「託」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。