「豪」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

豪とは、力や才知が優れている／優れた人などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、豕部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『豪』の字には少なくとも、豪ゴウ・ 豪コウ・ 豪いつよい・ 豪いえらいの4種の読み方が存在する。

意味

1. 力や才知が優れている。優れた人。「豪傑・豪気・豪勇・豪健・豪壮・豪家・豪族・文豪・酒豪・富豪・強豪・古豪・俊豪・土豪・剣豪」
2. 強い。猛々しい。勢いがある。並み外れた。大いに。「豪雨・豪華・豪快・豪語・豪奢(ごうしゃ)・豪酒・豪雪・豪胆・豪雹・豪放・豪遊」
3. 野獣の一つ。やまあらし。「豪猪(ごうちょ)」
4. 豪太剌利(オーストラリア)の略称。「豪州・日豪」

豪の用法：平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

熟語

四字熟語

「豪」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

豪渓【ごうけい】

[Romaji]Gokei

豪雪【ごうせつ】

[気]大量に雪が降(フ)ること。また、その降り積もった大雪(オオユキ)。1963年(昭和38年)気象庁、1962年末～1963年初の北陸地方の大雪を「昭和三十八年一月豪雪(三八豪雪)」と命名。

文豪【ぶんごう】

不朽(フキュウ)の名作を創作した偉大な作家。
[古][計]ＮＥＣのワープロ。2000年(平成12年)撤退。

豪徳寺【ごうとくじ】

[Romaji]Gotokuji

東京都世田谷区の中央部にある地名。
東京都世田谷区豪徳寺にある寺。
招き猫の発祥の地といわれ、招福ネコの塚がある。

豪渓駅【ごうけいえき】

[交]岡山県総社市にある、ＪＲ伯備線(ハクビセン)の駅。
総社(ソウジャ)駅と日羽(ヒワ)駅の間。
。

文字コード

「豪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「豪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。