「貂」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、てん/イタチ科の哺乳類などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、豸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「貂」
字体
読み 音読み チョウ
訓読み てん
部首 豸部
画数 総画数 12画
部首内画数 豸部5画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

貂_書き方
貂の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、チョウてんの2種の読み方が存在する。

意味

てん/イタチ科の哺乳類

熟語

四字熟語

「貂」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「貂」が入る四字熟語
狗尾続貂くびぞくちょう

テン/貂/黄鼬【てん】

[哺]ネコ目(食肉目)(Carnivora)イタチ科(Mustelidae)の哺乳類。
ドイツ語で「マルダー(Marder)」。

クロテン/黒貂【くろてん】

[英語]sable

[哺]食肉目(Carnivora)イタチ科(Mustelidae)の哺乳類。
頭胴長約40センチメートル、尾長約15センチメートル、体重約1.5キログラム。毛色は淡褐色から黒褐色。

クズリ/貂熊/屈狸【くずり】

[英語]wolverine(ウルバリン)

[哺]食肉目(Carnivora)イタチ科(Mustelidae)の哺乳類。
体長約1メートル、尾長12~15センチメートルで、イタチ類中では最大。
体形はアナグマに似て、毛色は黒褐色で体側に黄褐色の帯があり、顔は黒く額は白い。

貂蝉【ちょうせん】

[中国語]Diaochan

[文]中国元末の羅貫中(LuoGuanzhong)(ラ・カンチュウ)の歴史小説『三国志演義(SanguozhiYanyi)』に登場する架空の美女。王允(WanYun)(オウ・イン)の養女。
王允は兵法の三十六計の中から美人計と連環計を用い、貂蝉を武将呂布(LyoBu)(リョ・フ)に会わせて彼を夢中にさせ、その後に将軍董卓(DongZhuo)(トウ・タク)に差し出す。

文字コード

「貂」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「貂」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8C82
JISX0213 1-76-26
戸籍統一文字番号 2 414410
住基ネット統一文字 J+8C82

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「貂」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 9598
新大字典4 講談社 16206
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12209
大漢和辞典6 7 大修館書店 36528
大漢語林8 大修館書店 10958

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「貂」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「貂」についての総括
  1. 貂の画数 :12画
  2. 貂の部首 : 豸
  3. 貂の読み方:チョウ・てん
  4. 貂の意味 :てん/イタチ科の哺乳類
以上で「貂」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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