「跏」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、あぐらをかくなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、足部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「跏」
字体
読み 音読み
訓読み あぐら
部首 足部
画数 総画数 12画
部首内画数 足部5画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

跏_書き方
跏の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、あぐらの3種の読み方が存在する。

意味

あぐらをかく

熟語

半跏坐【はんかざ】

[仏]はんかふざ(半跏趺坐)

半跏趺坐【はんかふざ】

[仏]結跏(ケッカ)趺坐の略式の坐法(ザホウ)。
片足を他の足の股(モモ)の上に重ねた座り方。台座に坐(ザ)すときは片足を垂らし、その足の上にもう一方の足を乗せる。

善跏趺坐像【ぜんかふざぞう】

[美]仏像彫刻の一形式。
台座に掛け、両足を垂らし、右手を頬のあたりに挙げ、左手は左膝に添え、思惟(考えにふける)する倚坐像(イザゾウ)。
左足を垂らし右足を曲げた倚坐像は「半跏思惟像」と呼ぶ。

半跏趺坐像【はんかふざぞう】

[美]はんかしいぞう(半跏思惟像)

半跏思惟像【はんかしいぞう】

[美]仏像彫刻の一形式。
半跏趺坐(ハンカフザ)で台座(椅子)に坐(スワ)る倚坐像(イザゾウ)。
台座に掛け、左足を垂らし、右足を曲げて左膝に乗せて、右手を頬のあたりに挙げ、左手は左膝または右足首に添え、思惟(考えにふける)する姿。

文字コード

「跏」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「跏」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8DCF
JISX0213 1-76-72
戸籍統一文字番号 2 424320
住基ネット統一文字 J+8DCF

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「跏」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 9774
新大字典4 講談社 16536
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12389
大漢和辞典6 7 大修館書店 37457
大漢語林8 大修館書店 11144

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「跏」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「跏」についての総括
  1. 跏の画数 :12画
  2. 跏の部首 : 足
  3. 跏の読み方:ケ・カ・あぐら
  4. 跏の意味 :あぐらをかく
以上で「跏」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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