「雍」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、いだく/ふさぐ/やわらぐ/なごやかになるなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、隹部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「雍」
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読み 音読み ヨウ
訓読み いだ()
ふさ()
やわ(らぐ)
部首 隹部
画数 総画数 13画
部首内画数 隹部5画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

雍_書き方
雍の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ヨウ雍らぐやわらぐ雍ぐふさぐ雍くいだくの5種の読み方が存在する。

意味

いだく/ふさぐ/やわらぐ/なごやかになる

雍の用法:九州(中華)

九州(中華)【きゅうしゅう】とは、古代中国における中華全土を分けた九つの。九州説は諸説あり、まとめた場合は十二州とされる。中国語では「世界」「天下」の意味をもつ。

九州・十二州の種類
州名 冀州 兗州 青州 徐州 揚州 荊州
略字
州名 豫州 梁州 雍州 幽州 営州 并州
略字

雍の用法:畿内

畿内【きない/きだい/うちつくに】とは、飛鳥時代以降におけるおよび皇居周辺の特別区域。五畿七道の五畿に数えられる。
現在の奈良県、京都府中南部、大阪府、兵庫県南東部にまたがる地域をさす。

畿内の一覧
畿内
律令国名 州名 略字
山城国 山州
城州
雍州


大和国 和州
河内国 河州
和泉国 泉州
摂津国 摂州

熟語

雍正帝【ようせいてい】

[中国語]YongzhongDi

[人]清朝の第五代皇帝(1678~1735)。在位:1722~1735。
姓は愛新覺羅([満州語]Aisingioro)、諱(イミナ)は胤禛(Yinzhen)(インシン)、廟号(ビョウゴウ)は世宗、諡号(シゴウ)は憲皇帝。

雍和宮【ようわきゅう】

[中国語]YongheGong

中国の首都北京市にあるチベット仏教寺院。

文字コード

「雍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「雍」の文字コード一覧
Unicode 1 U+96CD
JISX0213 1-80-22
戸籍統一文字番号 2 476270
住基ネット統一文字 J+96CD

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「雍」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 10968
新大字典4 講談社 18482
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 13840
大漢和辞典6 7 大修館書店 42000
大漢語林8 大修館書店 12574

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「雍」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「雍」についての総括
  1. 雍の画数 :13画
  2. 雍の部首 : 隹
  3. 雍の読み方:ヨウ・ユ・やわらぐ・ふさぐ・いだく
  4. 雍の意味 :いだく/ふさぐ/やわらぐ/なごやかになる
以上で「雍」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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