「龜」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「亀」については「亀(漢字)」をご覧ください。

とは、かめ/爬虫類に属するカメ目の総称などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、龜部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「龜」
字体
読み 音読み

コン
《外》キュウ
《外》キン
訓読み かめ
《外》あかぎれ
部首 龜部
画数 総画数 16画
部首内画数 龜部0画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級漢検準1級
異体字「亀」
字体
画数 11画
Unicode U+4E80
JISX0213 1-21-21

書き方・読み方

書き方

龜_書き方
龜の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、コンキンキュウかめあかぎれの7種の読み方が存在する。

意味

  1. かめ。爬虫類にするカメの総称。「龜鶴・龜鑑」
  2. かめの。卜占(ぼくせん)などのいにいる。「龜卜(きぼく)・龜裂・龜鑑」
  3. ひび。あかぎれ。「龜手」

熟語

亀茲/龜茲【きじ】

[中国語]Qiuci/QiuCi/Qiuzi/QiuZi/Guizi/GuiZi

[歴]中国北西部、新疆ウイグル自治区(XinjiangWeiwu’erZizhiqu)中西部、アクス地区(阿克蘇地区)(AkesuDiqu)庫車県(KucheXian)(クチャケン)にあった、天山山脈南麓・タリム盆地(塔里木盆地)北辺のオアシス都市。
「亀茲国」とも呼ぶ。くちゃ(クチャ、庫車)、うるいじょう(烏塁城、烏壘城)、あんせいしちん(安西四鎮)。

燕丹乗亀/燕丹乘龜【えんたんじょうき】

[中国語]YanDanChenggui

[諺]中国の戦国時代、秦に人質となっていた燕の太子丹(Dan)(タン)が帰郷の途中で橋が落ちたときに、無数の亀が現れてその上を丹は歩いて川を渡ったという故事。
丹が秦王政(Zheng)(セイ)(のちの始皇帝)に帰国を乞(コ)うと、「カラスの頭(カシラ)が白くなり、ウマに角(ツノ)が生えたら許可しよう」と言われた。丹が祈るとその通りになって帰国することになったが、政の企(タクラ)みで橋が落ちるように細工(サイク)を施(ホドコ)されていたもの。

文字コード

「龜」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「龜」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9F9C
JISX0213 1-83-93
戸籍統一文字番号 2 551940
住基ネット統一文字 J+9F9C

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「龜」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店
新大字典4 講談社
新潮日本語漢字辞典5 新潮社
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「龜」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「龜」についての総括
  1. 龜の画数 :16画
  2. 龜の部首 : 龜
  3. 龜の読み方:コン・ク・キン・キュウ・キ・かめ・あかぎれ
  4. 龜の意味 :かめ/爬虫類に属するカメ目の総称
以上で「龜」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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