「亀」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「龜」については「龜(漢字)」をご覧ください。

とは、かめ/爬虫類に属するカメ目の総称などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、龜部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「亀」
字体
読み 音読み
《外》キュウ
《外》キン
訓読み かめ
《外》あかぎれ
部首 龜部
乙部
画数 総画数 11画
部首内画数 龜部0画
乙部10画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「龜」
字体
画数 16画
Unicode U+9F9C
JISX0213 1-83-93

書き方・読み方

書き方

亀_書き方
亀の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、キンキュウかめあかぎれの5種の読み方が存在する。

意味

  1. かめ。爬虫類にするカメの総称。「亀鶴・亀鑑」
  2. かめの。卜占(ぼくせん)などのいにいる。「亀卜(きぼく)・亀裂・亀鑑」
  3. ひび。あかぎれ。「亀手」

熟語

四字熟語

「亀」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「亀」が入る四字熟語
盲亀浮木もうきふぼく 麟鳳亀竜りんぽうきりゅう

亀卜【きぼく】

[歴]古代に行われた占いの一種。
亀の甲を焼き、その割れ目の形で吉凶や神意を判断する。
「かめうら(亀卜)」、「かめのうら(亀の卜)」、「亀の甲の卜(ウラ)」、「亀筮(キゼイ)」、「亀(「土」偏+「斥」)(キタク)」とも呼ぶ。

亀背【きはい】

[病]脊柱後湾症の一種。
せきちゅうこうわん(脊柱後湾、脊柱後彎)

亀筮【きぜい】

[歴]きぼく(亀卜)

亀田【かめだ】

[Romaji]Kameda

[地]かめだはんとう(亀田半島)
かめだぐん(亀田郡)
かめだまち(亀田町)
[古]かめだし(亀田市)

亀山【かめやま】

[Romaji]Kameyama

[地]京都府京都市右京区嵯峨にある山。
「亀尾山(カメノオヤマ)」とも呼ぶ。
後嵯峨天皇(ゴサガ・テンノウ)が山麓に離宮を建て、「亀山殿」と呼ばれた。

文字コード

「亀」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「亀」の文字コード一覧
Unicode 1 U+4E80
JISX0213 1-21-21
戸籍統一文字番号 2 002520
住基ネット統一文字 J+4E80

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「亀」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 12293
新大字典4 講談社 21068
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 15369
大漢和辞典6 7 大修館書店 210
大漢語林8 大修館書店 13929

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「亀」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「亀」についての総括
  1. 亀の画数 :11画
  2. 亀の部首 : 龜,乙
  3. 亀の読み方:キン・キュウ・キ・かめ・あかぎれ
  4. 亀の意味 :かめ/爬虫類に属するカメ目の総称
以上で「亀」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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